教科書にも出てくる 5000年の歴史を持つ 

ストーンヘンジ。


そのユネスコ世界遺産に、

例の石油反対団体が、

今日正午、黄色いスプレーをかけて、

ニュースになっている。


明日から、ストーンヘンジでは、

夏至のお祝い行事が始まる。

その前日に行われた行為。


犯人の ジャスト ストップ オイルは、

黄色いパウダーはコーンフラワーなので、

雨で自然に落ちる、と発表。


このタイミングを選んだのは、

7月4日の選挙で発足する

新政権へのメッセージ、

らしい。


大変腹立たしい行為、と

皆、大変怒っている。


この事件のせいで

ストーンヘンジが、閉鎖される事は無いし、

夏至のお祝いを行事も、予定通り行われるそう。


つい先日は

別の動物保護団体が、

チャールズ国王就任後の 

初めての公式肖像画に落書きした。


ちょうどその1週間前に 

その肖像画を見に行ったばかり。

大変奇妙な肖像画だったなあ。


伝統的な肖像画でないものを望んでいた

チャールズは、大変気に入ったそう。

真っ赤。



ガラスの中に収まっていたので、

被害はなかったものの、

迷惑行為。




世間の注目を集めたいなら、

先日の丸裸自転車レースの方が、全然いい。


ガイド学校で学んだけれど、

20世紀初に、サフラジェットという

女性選挙権を訴える 過激活動家グループが

あった。

彼女らは、デモ行進だけでなく、

ナショナルギャラリーの絵画を切り付けたり、

オックスフォードストリートを爆破したりした。

今では、彼女たちのおかげで

男女平等が進んだと評価され、

電車 オーバーグラウンド線の名前もなることが

発表されている。

サフラジェットライン。


ジャスト ストップ オイル も

同じことをしている、

と言えなくもないが、


21世紀の現在は、

もっと洗練された社会になっているのだから、

20世紀と同じ戦い方で、良いはずがない。


いや、待てよ、


ウクライナといい、ガザといい、

洗練なんかされてない?

何も変わってない、か。