ザモールから ものすごい数の赤い衛兵たちがやってくる。遠くの道が 一面真っ赤になって、整然と近いてくるのを見るのは、壮観。鳥肌レベル。

これを見るには南側の指定席からしか見えない。

立ち見エリアからは 見えない。

北側指定席も見えないので、注意。

ただし 北側立ち見エリアは 

国王馬車が近い。

 

 

 

今日 6月1日(土)英国の夏が始まる日~

のはずが、

さ さ 寒すぎる。

 

15日は、チャールズ国王の公式バースデーイベントの日。

 

癌 治療中だけれど、チャールズ国王は この日は重要な行事に出席する。

これができなければ、君主とはいえないから。

 

その行事の一つが、トルーピング ザ カラー。

 

通常 君主は馬に乗って、兵隊たちの間を回るのが伝統。

現在 がん治療中のチャールズは、それが厳しいので、馬車に乗る。

 

起源は17世紀までさかのぼる。

 

「カラー」は、軍隊の旗印。

 この旗の色で 敵味方を区別した。

「トル―ピング」は、上官と兵隊 が 旗印を高く掲げてする練習だった。

 

現在も 伝統的に、英王室は、英国の軍隊を率いている。

一年に一度、国王は自分の軍隊のチェックをする、という大事な伝統行事。

 

全部で練習2回、国王がやってくる本番1回が、

6月の土曜日午前に行われる。

 

チケットも発売されて、観光客も観客席で見ることができる。

場所は、ホース ガーズ パレード

 

今年の本番は、15日(土)

本番の日だけ、バッキンガム宮殿前の道、

ザ モールで

壮大な馬車パレードもあって 沿道に人が並ぶ。

盛大なお祝いイベント。

毎年、まるで、コロネーションパレードのようになる。

 

本番だけ、

英空軍飛行イベント、フライパストもある。

バッキンガム宮殿のバルコニーから、

国王は空軍の祝福パレードを空から受ける。

 

で、

 

私は、今日 1回目練習イベントの トル―ピング ザ カラーに行ってきました。

 

衛兵隊 騎兵隊 総勢 1000人 以上。

 

練習といえど、本番さながら、

バッキンガム宮殿の衛兵交代式が

100年分くらい集まったような すごいスケールの儀式。

会場は あの赤い制服と クマの黒い毛皮帽子で

埋め尽くされる。

 

今日は、キングは来ないけど、

練習用馬車が、でてました。

 

なんと、

その馬車、クラスメートのご主人が御者をしていた!

それに気づいて、私は大興奮。

 

この人に、先日、バッキンガム宮殿に招待されて

会ったばかり。

 

すごい!

本当に国王馬車の御者です!

 

先日 皆で一緒にパブにもいって、お話もした。

気さくで素敵なご主人です。

さすが、王室と日常かかわっているだけあって、

上品なお方。

 

ホースガーズのグラウンドは、ザモールの道ほど広くないので、

馬車のサイズは、小さめ。

オープンコーチなので、

国王が乗っていたら よく見えそう。

 

奥さんに聞いたら、

15日本番、彼が御者をするのかは、

当日発表されるまで、

わからないそうです。

彼だと、嬉しいなあ~

 

そう、

15日も、私はトル―ピング ザ カラーに いくのです。

場所は、今日と反対側。

国王馬車に最も近い場所。

私たちの真ん前を 何度か横切りそうです。

 

この距離なら、かなり近くで拝見できそう。

 

2週間後が、たのしみです。

ヒートテック2枚重ねを下に着ていっても

激寒。

 

今日は、ものすごく寒かったけど、

15日は 暖かいといいなあ。

 

会場の反対側に アナがきていた。

終了後 合流。

 

そのあと

サッカーのプレミアムファイナル フェスティバルを

ストランドの サマーハウスへ 見に行った。

 

今日のロンドンは 

夜 サッカーのファイナルはあるし、

王室イベントもあるし

大イベントが多すぎて、

警察が気の毒なほど。

 

その上、

反ロシア 反イスラエルの デモもあって

トラファルガー周辺は、

まともに歩けないよ〜

 

 

席のエスコート係も 近衛兵

皆さん ものすごく優しくて、気遣いが素晴らしい。

 

 

 

 

  本番日 キングの馬車は、これではなくて
  “Ascot Landau Carriage” だそう。
 

 

すごい。当時の砲隊の様子が よくわかる

 

 

帰りに配布された チラシ。

7月の ミリタリー ミュージカル スペクタキュラー

同じ場所で、音楽と花火もある、エンターテイメント。

トルーピング ザ カラー は、真剣な軍事行事。

 

一方 スペクタキュラーは、去年、行ったけど、楽しめます。

衛兵も、騎馬隊も、プリンセス アンも来てた。

スコットランドのバグパイプ隊もでて、これがすごくよかった。

 

 

2週間後も、また来るので、帰りについ買ってしまったプログラム。

それまでに勉強しよう〜 

一応 ガイドの資格保持者だしね〜