クラスメートの1人は、
なんと
バッキンガム宮殿に 家族で住んでいる。
ご主人が、チャールズ国王の第2御者。
あのコロネーションの日に、
ずっとテレビに映っていた、
金色の馬車の前に座っていた人。
金色と赤のキラキラの服を着て
もともとは、馬専門の獣医さん。
世界中の王室の馬の健康診断していた
超スペシャリスト。
その彼女が、卒業記念に、
バッキンガム宮殿に全員を招待してくれる、というのだ。
場所が場所なので、
そう簡単な話ではない。
彼女はロイヤルオフィスに申請して、私達を登録しないといけない。
事前に身元確認がある。
やがて宮殿から正式な招待状が届き、
セキュリティのための 身元情報の提出と写真の提出をする。
全てクリアすれば、晴れて宮殿訪問となる。
ご主人が、
一般公開はされない宮殿の中を、
案内してくださるそうだ。
そして今日がその日。
午後に集合です。
写真は取れないそうです。
外部の写真だけ撮って帰りましょう。
正装して、行ってきます。