試験当日。
ピーカンです。 暑い。

服装は、半袖に変更して 準備済み。

午後2時開始 のグループなので、
朝イチのグループより、断然お得です。

午前中に、自分の部屋で、一周 練習。
全部、規定時間内に、言えました。
よっし。
これなら、大丈夫。


ベーカーストリートで、集合。


駅前の、ウエザースプーンパブは、トイレがすごく広い。

試験開始後は、トイレ休憩がないので、ここでいっておかないと。


皆、もう集まってます。

試験官4名が、到着。


校長先生から、実施する順番が発表された。

前半、後半 ともに、私は2番目。


1番バッターは、頭が飛びそうだけど、

2番めなら、まし。


いつも余裕のリチャードが、1番バッター。

緊張のあまり、話しながら、手が、ブルブル震えていた。


試験官たちは、採点用紙に、何か記入している。

これは、緊張するでしょ〜。


リチャードさん、練習時と比べると、話も、飛び飛びになっている。

あ〜、彫刻家の名前、言うのを忘れてるよ〜

がんばれ〜



次は、私の番。

前半の部。


出だしが、引っかかったけど、今までで1番上手くできた!

(と思える性分なだけです)


時間も、ジャスト5分2秒、快挙です。


途中1箇所、試験官たちが 一斉にメモをとっている。

間違えた?


さて 後半。


後半のトップは、ジェノエ。

ホンジュラス出身の天才。

ご主人は、チャールズ国王の 馬車の筆頭御者。

彼女は、家族とバッキンガム宮殿にすんでいる。


彼女は、写真のように、見たものを記憶してしまう スーパー記憶力の持ち主。


フォトジェニック メモリー。

本当に いるんだ、こういう人。


いつもながら、素晴らしい情報量で、よどむことなく話しつづける。


彼女の問題は、覚えすぎてしまって、時間オーバーしてしまうこと。

凡人は、逆。


アイコンタクトも、しっかりとれてる。

話し方も、はっきりして、明瞭。

試験官の難問にも、テキパキと回答。

試験官の間で、感嘆の声がもれる。


すごいなあ。


彼女の直後が、私の順番とは、ついてない〜


はたして、私の後半の演技は?