試験まで、あと2日。

 

クラスメイトのロバートさんが、

ふと、こんな言葉を口にした。

 

「試験本番に、ピークがくるように しないとな~」

 

なんだか、

オリンピックの選手みたいなことを 言う。

 

まさに!

 

何度練習しても、毎回、必ずどこか 間違える。

順番を間違えたり、

一文 ぬけたり、

段落 ごと ごっそり言い忘れたり

遅すぎたり、

出だしで失敗したり、

 

今度こそ 完璧に と思っても、

完璧は なかなかやってこない。

 

すらすら言えるようになってくると、

今度は、

違うことを言ってみたくなる。

難度を上げたくなる。

 

で、

失敗する。

 

羽生選手や 浅田真央選手が、

インタビューで よく

もっと練習して完璧に、完璧に、

と言っていたのを思い出す。

 

なんだか 似ているなあ~、などど

おこがましいけれど

思ったりする。

 

ガイドは、話芸。

 

そういえば

入学日のあいさつで、校長先生が

ガイドは、「パフォーミングアート」です。

と、言っていたのを、

改めて思い出した。

 

すとん。