英国の家の窓には、網戸というものがない。


蚊がいないのは ありがたいのだけど


暖かくなると、蜂や アブ ハエが すぐに入ってくる。


私の部屋の窓は、傾けて開ける方式。

下の方が 15センチ位開く。


今日のロンドン 17度。

窓を開けて しばらくしたら、

アシナガバチが 私のベッドの上を ふらふら飛んでいる!


すぐさま

プラスチック板のようなもので、パッッシーン!

ダブルベット ど真ん中。


プラスチック板を どかした。


そこに、


死んでいるはずのハチが


いないっ!



ベッドの下、机の下、床の上

あちこち探したけれど、


死骸はどこにもない。


シーツの中に入った?

布団カバーの中に?

ベッドのどこかの隅に?


あちこち ひっくり返したけど いない。


夜になっても、蜂の死骸は出てこない


もしどこかに潜んでいて、

寝ている間に、私の体を刺したら、


大変すぎる

怖すぎる

考えただけで 恐ろしい



子供の頃の 出来事を 思い出した。

布団を干すのが 大好きな家庭だった。


ある日のこと、母親が寝てる間に 蜂に刺された。

それも複数箇所。

ものすごく腫れていた。


原因は、

布団を干して、蜂が内側に ついてるのを知らずに、取り込み

夜になって、

そこに母親が寝た、というわけ。


想像しただけで 怖すぎる。


もう一度 布団の上を 確認した。

布団を 振るってみたけれど、

蜂はいない。


どうしよう。

ここに 寝る?


他にベッドは無いし

ここに 寝るしかありません。。


こわいよ〜

でも 眠いよ〜

でも こわいよ〜


怖くて 

寝られません〜


ハチ どこへ行った?