共有キッチンで夕食を作っていたら、
先ほど到着したばかりと言う、若い男性が入ってきた。30才前半という。好青年。
服装もきちんとしている。
この建物は学生アパートだけど、私のいるフロアだけは、条件緩めなことが、最近わかってきた。
それでまぁ、私も入れたわけですね。
話題もあれこれ広がって
部屋代の話になった。
2人とも同じ金額、
お互いの部屋を見学しよう〜
その結果、
私の部屋は、小さいではありませんかあああ!
さすがにショック。
彼のほうは、やった〜と言って喜んでいる。
ここは紹介で来たらしい。
紹介だから、多少ディスカウントがあるのかもしれないな、と、思うことにした。
チャットを交換しようと言う。
まぁ オッケーに。
その日から、朝昼晩
どんどん チャットが来る。
私の名前を連呼してくる。
今何してるの、とか
どっかに出かけよう、とか
私が外出中だから、と言うと、誘って欲しかったとか、
桜は、僕と一緒に見たほうがロマンチックだよ、とか
君は鳥のように自由だ、とか
部屋に遊びに行ってもいいか、とか
ピンクハートのEカードも届くようになった。
電話もかかってくるようになった。
たまたまスマホを部屋に置きっぱなしにしている時だったので助かった。
なにこれ、超フレンドリーだわ、この人。
朝イチバン、起きたらすぐチャットがはいる。
おはよう〜
今時のこっちの若者は、こういうふうなのか?