火曜日、朝9時。
1人で、ゆっくり朝食。
皆、大学や仕事に行ってしまうので、
広くて清潔で、明るいキッチンダイニングは、私専用になる。

クランペット、2まい。
アボガド1つ
ミニトマト
赤いミニラディシュ スライスして
紅茶は、ティーポットに たっぷり。

美味しいバター

ナチュラルヨーグルトには、バナナとマスカットをたっぷりと。

私の、定番朝食。

カウンターテーブル、ハイチェアはいつもの場所。


金髪に染めたアジア人の青年が入ってきた。


インドのカレーとターメリックライスのセット惣菜を3パック、

私の座っている前方に、おいた。


3つも買っているから、それ、好きなの?


と、声をかけた。

返ってきたのが、日本人なまりの英語。


日本人? 私もよ〜


と言ったら、びっくりしている。


それから、話は盛り上がり〜

面白い話を、次から次へとしてくれる。

頭の回転が早い!


彼は、35歳の 青年起業家。

まずは、無税のドバイで会社を立ち上げた。

現在、英国に起業家ビザを申請中?

英国で、起業するのが目標。


動機は、全て、サッカーチーム アースナル への強い愛。


動機がシンプルでいい!

好きなものは、好きだもん、最強!


この学生アパートを選んだのも、

アースナルが近いから。


目標は、アースナルのそばに家を買うこと。

(最低でも、2〜3億円くらいする)


お金は、その目標達成のための手段でしかない、

お金を貯めるためではない、と。


世界金融危機がやってくる、と。

その原因を作るのは、ChatGPT という。


大恐慌がやってくると、いう。

日本で、わかっているのは、ホリエモンくらいだと。


聞いていたら、鳥肌がたった。

ChatGPT は、私もよく利用しているけど、あれはどんどん気味が悪くなっている。

確かに、彼の説には納得するものがある。


彼は言う。

日本人と話しても、つまらない、と。

他人のこと、自分の知ってること、を話すだけで、

自分の話、自分の考えを話さない。


英国そだちの日本人青年も、同じことを言ってたなあ。


つづく