ガイドコースのクラス全員で、クリスマスパーティーをやりました。
先生たちは、ご招待です。

幹事役の男性は、食通で、よいお店を知っている。
さすが、すでにガイドをしている人は、なんでも詳しい。


ベーカーストリートから、少し南に入ったところにある、アナカプリ というレストラン。

カジュアルな感じで、狭いのですが、お味は大したものです!


オーナー、従業員、皆、イタリア人。

フレンドリーです。




席には すでに、英国伝統のクリスマスクラッカーが置いてある。

隣席の人と引っ張りあい。

中に入っている、色とりどりの薄紙の王冠を皆被れば、

クリスマスパーティーのスタートです。



クラッカーの中には、小さなおもちゃ (高価なクラッカーだと、いいものが入っている) の他に、

小さな紙切れも入っている。


そこに書かれたクイズをそれぞれ読んで、皆で、あーだ、こーだ、

と答える。

回答を読んでもらって、また、あーだ、こーだ、と言って笑う。

定番のクリスマス行事ですね〜


コースで頼んであったので、

どんどんお料理が出てきました。


前菜は、4種。

最初のエビが、プリプリで、すごく美味しかった。


メインは、メニューから、なんでも好きなものが選べました。

私と、隣席のウエスさんは、迷わず、スズキのグリル をオーダー。


出てきたお皿には、それぞれ大きなスズキ丸ごとのグリル焼きと、

付け合わせの野菜がたくさん。

美味しくて、お腹いっぱい。


丸ごと魚は、骨が多くて、私は喉に刺さりやしないかと、

ヒヤヒヤしながら悪戦苦闘。

ウェスさんを見たら、なんときれいに骨をよけているではありませんか!


日本人は、魚を食べるのが上手かと思っていましたが、

全然違った〜

ウェスさんに、上手ね〜と言ったら、

 忍耐だよ

という、お返事。


さて、デザートも、一品選択、

のはずだったようですが、

皆が、全部美味しそう、全部、たべた〜い、

となって、

オーナーさんは、もう、いいや、えい、と、

結局、そういうことになってしまった。

おおらか、ですね。笑


アダム先生は、子供の頃から、ずっと、ハンプトンコート宮殿の聖歌隊をやっていた人。

それも キングスチャペル (ヘンリー8世が贅を尽くした、有名なすごいチャペル) と聞いて

一同 のけぞるほど びっくり!

音楽の先生を経て、ガイドになったそうです。

生徒の1人が、聖歌をリクエスト。

突然でしたが、そこは、アダム先生。

席を立って、美しい歌を披露して下さいました。

クラスの皆ばかりか、他のお客さんたちも、拍手喝采。


飲んで、食べて、笑って、歌に感動して、

とても良いパーティでした。


幹事の ジョンさん、ありがとう〜