この時期、イギリスでは、
スーパーや商店に、花火が並ぶ。
夏でもないのに、なぜ、こんな時期に花火？
ハロウィン用では、ない。
ガイフォークス デー という、
イギリスの伝統行事。
400年前、11/5 に実際にあった、
国会 爆破 未遂事件 にちなんで、
サマータイムの終わった、寒い夜空に、
花火をバンバンあげる。
さらに
ボンファイアー という焚き木をして、
そこに 子供たちが手作りした、
ガイフォークス人形を投げ込む。
1605年11月５日
ガイファークスさん、国会の地下に、
守備よく爆弾を運び入れて
あとは、計画通り決行するだけ、
というところまできて、
仲間の裏切り。
地下に隠れていたところを見つかってしまった。
ロンドン塔で、拷問の後、当時の最高刑を受ける。
400年前の最高刑は、エグすぎる。
(注意、ここから先は、
英国の学校でも学習する史実なので、
英国人なら誰でも知っている歴史ですが、
おぞましいので、
覚悟のない人は、読まないで下さい)
当時の最高刑は、
吊るして半殺しのまま、性器を切り取り、
内臓をえぐり出して、斬首したあと、四つ裂き、
首はロンドンブリッジにさらす。
反逆者への見せしめ。
処刑場には、見物するために、
多くの市民が集まった。
こういう歴史を知ると、英国人って、
日本人より とんでもなく残酷？
と、ちらっとよぎる。
もちろん、昔の話ですけどね。
お〜怖っつ。