今週末は、ノッティングヒル カーニバルです。
昨日行ったら準備中だったので、

日曜日の今日、再度出直しました。


11時、自宅を出発。

地下鉄出入り口が制限されているので、

公共交通機関で来る人は、注意が必要。
徒歩で18分で着くなんてありがたい。

チャーリーよ、ありがとう。

君ののおかげよ〜


最寄り地下鉄駅 ホランドパークは、普段は人の少ない駅ですが、今日はすごい人。


ここから、会場方向を見ると、

ぎょっとする混雑ぶり。

写真では奥がよく見えないけれど、

アップにするとこんな感じ。


足がすくんだ。

これは圧死するレベルでは..ポーン

ニュースで200万人くるって言ってたし、

あの中に入っていくのには、勇気が... ゲッソリ


と躊躇しているうちに、

どんどん人の波が押し寄せてきて、

この場所もあっという間に混雑の中。


覚悟を決めて、進むことにした。

進んで見ると、意外と大丈夫。

遠くから見ると大混雑に見えても

近づくと、そうでもないことがわかった。


お花畑の花を遠くから見ると、

びっしり隙間なく咲いているように見えるのに

近寄ると、あら、意外とまばらね。

というのと同じかも。


パレードのところまでやってきた。

大音響の音楽。

このカーニバルは、ものすごい高性能の

最新式のスピーカーが投入されているそうです。

確かに、心臓がブンブン振動している。滝汗

心臓に悪いわ。これ。


目の前のパレードは、

ペンキを振りまいている。ゲロー

まさにカオス。


ポーンひゃー、周りにいる人たち、ペンキだらけ。

道路も、周辺の家も、ペンキが飛び散っている。

なるほど、家の前のベニヤ板のバリケードはこういうことか。


どんどんすごい人になっています。


ポートベローまで、来た。今日は閉店。

お店にもバリケード。


ジャマイカと 周辺国も国旗があちこちに。

今年は、ウィンドラッシュと言って、

労働力を補うために、ジャマイカ人を大量に英国に移民させてから、75周年。

ウィンドラッシュは、その時の船の名前。


ノッティングヒルカーニバルは、そのジャマイカ移民たちの祭典。

高級住宅地ノッティングヒルの住民とは無関係。

もともとはジャマイカ移民たちの抗議デモが発端。


ジャマイカ料理、ジャークチキン




自宅なのか、バルコニーで、DJをする男性。

大音響。


このカーニバルのメインは、大音響の音楽。

コスチュームパレードを観るお祭りとは、

ちょっと違いました。

5時間いたけれど、コスチュームパレードはこれくらい。














これはコスチュームでなくて、本物のロンドン警察。警察はたくさん出ていて安心。


仮設トイレはたくさんあるけれど、

コンポスト方式。つまり、ドッポン便所。

ドッポン便所も進化していて、液体は排出される仕組み。

男女共用のダイバーシティーなドッポン便所は無理な人も多い。

ちゃっかり、自宅のトイレを開放してビジネスをする人たちも。行列ができている。

トイレ 2ポンド(350円)

行列なし 5ポンド(900円)

あら〜商売気のある値段。


ノッティングヒルカーニバルは、

昔見た映画の印象が強くて、

おしゃれなイメージを持っていたけど、

私の勝手な思い込みでした。

超カオス で ディープ だったポーン


大音響の音楽で、

お尻を振ってダンスを楽しむ人たちには、

とても楽しいお祭り。

ロンドン中の、いや、イギリス中の、ジャマイカ移民たちが集まってくる祭典。

彼らたちが主役で楽しむカーニバルでした。


きれい好きな日本人には、ちょっと厳しいかもしれません。

ものすごく汚い。

ストリートはゴミだらけ。


私の背後に、ジャマイカ人らしき男性がきて、

そこで立ちションを始めた。ゲローガーン滝汗

ぎょ、人の家のエントランス前。


ノッティングヒルの住民は、カーニバルには行かないと言う。

迷惑でしかないそうです。


わかる気がした。