今日は、来週の月曜日から約2カ月間、キャットシッターをさせていただくお宅に伺いました。
場所は、ロンドンの高級住宅街、ケンジントン。
駅を降りた瞬間からもう違います〜
綺麗で、おしゃれで、豪邸が立ち並ぶ、美しい街並み。
私が今住んでいるアラビア人街とは大違い。笑
伺うお宅は、駅から徒歩6分くらい。
呼び鈴を鳴らすと、素敵な奥様が出ていらっしゃいました。
ご主人もご在宅です。
ご主人は、音楽プロデュース関係のお仕事をなさっているそうです。
ご高齢ではありますが、かなりかっこいい。
2時から5時までたっぷり3時間、
かわいい猫の世話の仕方から、
家のドアの開け閉め、オーブン、食洗機、洗濯機、乾燥機、掃除機などの使い方、
バスルーム、お庭の水やり、テレビの使い方、リネンの場所
などなど、大変ご丁寧に全てご伝授いただきました。
もちろんバッチリ、メモをとりながら。
私は、イギリスのドアの扱いがとても苦手で、下手をすると、
10分ぐらい、あれこれやってもドアが開けられない時がある。
どうしても開かなくて、隣人に来てもらったことも。
ドアによって個性があるので厄介なんです。
ちょっと引いてから鍵を回すとか、逆に、
ガンと押してから鍵を回すとか、いろんな癖がある。
鍵も2つ以上ついているので、下が先だったり、上が先だったり、
それぞれ鍵が別だったり。
鍵は、時計回りだったり、半時計回りだったり。
はあ。
なので、ドアの開閉はたっぷり練習させていただきました。
これできっと大丈夫。
メインの仕事はキャットシッターなのですが、
猫ちゃんはそれほど世話がいりません。
ドックシッターの時とは違います。
猫ちゃんのお名前は、チャーリー。
16歳とご高齢のおじいちゃん猫。
こちらの猫も、レスキューキャットです。
8年前にレスキューされて、この家に来た時は、
ガリガリに痩せて毛も抜けて、病気もあり、本当に痛々しい状態だったそうです。
ご夫妻は、獣医に通い、一生懸命介護し、今のような健康な猫になったそう。
この家に引き取られてよかったね、チャーリー。
来週の月曜日、こちらへ、いよいよ引っ越しです。
そろそろ、今の家の片付けと掃除を始めなければ。