動物愛護の国で知られるイギリス。

公園散歩で、出会う犬の多くが、

レスキュードッグ です。

もう、とにかく多い。


会う人 会う人、

この子は、

レスキュードッグよ、

と言う。


オリイも

バーティも

ボニーも

チューリップも

ルビーも


出会った犬は、みんな レスキュードッグ。


ペコのような

ペディグリー(血統書付き)は

少数派。


レスキュードッグ という言葉

ちょっとまぎらわしい。


私は てっきり

日本式に 

レスキュー犬 = 人命救助犬 

と勘違いして、

みんな訓練するんだなあ、えらいなあ、

と感心して話していたが

なんかヘンだぞ。


話がかみ合わん。


聞いたら、

英国では

レスキュードッグ= 救助された犬

のことでした。


多くは

ルーマニアから来た犬で、

チャリティ団体が連れてくるそうです。


ルーマニアでは

犬の避妊手術をしないから、

どんどん子供が産まれて

野良犬が増え続けている。


コロナで、ロックダウンした時に

多くの人が、犬を飼いはじめたけど、

今は、生活費が高騰して苦しくなり、

犬が捨てられてる。


ルーマニアの飼い主、しっかりしなさい!


ボランティア団体が英国に連れ帰った犬たちは、

養子縁組されて、

新しいファミリーと暮らすのだ。


養子縁組を希望するファミリーは、

きちんと犬の世話ができるか

厳しい審査に合格しなければいけない。


絶対二度と悲しい思いを

レスキュードッグにさせないように。



この子、

うちに来た時、

ガリガリに痩せこけていたのよ。

やっと標準体重に近づいたわ。


希望すれば、DNA鑑定してくれるのよ。

雑種でも、

どういう種類の犬が混ざっているのかわかるのよ。

この子のこと、

わかってあげたいの。


最初は、全然近くに寄ってこなかったけど、

今は、呼んだらくるようになったのよ。


聞いていて、感動しました。


イギリスに連れてこられた犬たちは、

幸せだ。


今度こそ、幸せになって欲しい、と心から願った。