奥様、風邪を引いて週末 寝込んでしまった。


私はドッグシッターなので、家事はしなくてよいのだけど、

10歳の子供がお腹をすかせていては、放っておけないというもの。


そこで

日曜日のランチは、

日本から持参した材料で、お好み焼きを作ってあげることに。

干イカ、干エビ、天かす、青のり、カツオの粉、

そして、おたふくソース。


和食を披露する時に簡単だし、

お好み焼き屋さんでも開けるかも、なーんてチラッと思いつつ、

日本から材料を持ってきたけど、こんなにも早く役立つとは。


小麦粉、キャベツはこちらにもある。

キャベツは、日本のものと比べると、硬くて水分が少なめ。

たくさん千切りして、電子レンジで蒸したいけど、

このご家庭は、電子レンジは有害と考える派なので、ない。


イギリス人で、電子レンジ有害説をとなえる人は結構多い。

持っていても、ガレージに置いたり、洗濯室に置いたり、遠ざけて置かれて

可哀想な電子レンジ。


キャベツの千切りは、仕方ないので、

お鍋に少量水いれて、蓋をして蒸すことに。

しんなりすれば たくさん食べられるしね。


豚肉のバラ薄切りが入手できないので、

代わりにベーコンをたっぷり。

卵も落として。


ベーコン、意外といけました。

豚肉より美味しいかも。


おたふくソースは、ユニバーサルに美味しいらしい。

このソースかけたら、なんでもいけるみたいよ。

ご主人も娘さんも、

美味しい、美味しい、と、平らげてくれたので、

持って行ったかいあったかな。

よかった よかった

奥様のベットにも

持っていきましたよ。


んっ?!

私、これでは ハウスメイドではありませんかああ?



後日、

長屋の別の住民で、日本食大好きな方が、

僕これ持ってるよ〜

と自慢げに、両手に持っていたものは、

なんと!

おたふくソース


えー

どこで買ったのお?


近所の中国系スーパーだよ〜

僕は、このソースかけて、大好きなお好み焼きをよく作るんだ〜


参りました。

私のお好み焼きで一旗あげようの夢は、あっさりついえたのでした。

おわり。


ちなみに、1本おいくら?

7ポンドくらいだよ。

ぎょ。 日本の4倍のお値段だわ。


おたふくソース、世界でも頑張ってますねえ〜