先月、記事にいたしました「英国の百貨店にあった日本風なもの」 についてですが、今日はその続編と言えます。
「英国の百貨店にあった日本風なもの」 とは下の写真のお肉です。なぜ、これが「日本風」なのかはまずコチラ からご確認くださいね。
今日のレートで見ますと100g 2万3千円 のこの オーストラリア産和牛ロース
ですが、今回はお店の方にもう少し突っ込んで質問してみました。
私:「和牛ロースって日本の牛肉のことだと思うけど‥‥ちなみに私は日本人ですが。」
店の人:「いえいえ、WAGYU(和牛)は日本産である必要がないんですよ。日本産の牛肉はKOBE BEEF(神戸牛)といいますよ」
私:「なるほど‥‥日本では神戸は和牛の中のブランド名であって、和牛全体を指すものではないんですよ。和牛の和は日本という意味があるのです。」
店の人:「えっ、そうなんですか 」 といった後、軽い混乱‥‥。
私:「でも心配しないでください。日本でも英国にはない英国風な文化やモノがたくさんあって誤解されていたり、または違った形で伝わっていることも多いですし、国際的には和牛=日本牛ということではないことも私は理解していますよ。それに時代とともに物事の解釈も変わってくるものです。」
というと少し安心されたようです。
それにしても、外国に行くとお互い誤解してしまったりすることは、少なからずありますよね。日本語がわかる方なら100%吹き出してしまう、英国における日本の文化
についての記事はコチラ
からどうぞ。
前回の記事
を書いたときに皆さまの疑問でいちばん多かったのは、
「でも、誰がこんな高いお肉を買うの?」
といったことでした。
日本の人、それとも英国の人が買うのだろうか、というその疑問は私も同じでした。
それで、今回は尋ねてみました。するとお店の人はきっぱり、
「ロシアの方ですね」
と言われました。
なるほど、納得。近年ロシアのニューリッチな方々が英国にどんどん渡英していて、サッカーチームを買収したり、そこまではいかなくともお店の店員さんやホテルの従業員の方にもロシア出身の方が多くいます。
もちろん中国のパワーもすごいですし、私が以前記事にいたしました、とても英国の中の英国と思われるあの場所 もマレーシア人のオーナーが所有しています。
「え~、本当に!?」
と驚かれること、間違いないと思いますので、コチラ
からご確認くださいね。
英国の企業はどんどん外国人によって買収されていますが、残念なことに最近は日本の名前を聞く機会が少ないですね。
ただ大きな買収劇などで日本の名前を聞くことが少なくなったとはいえ、ユニークな形での日本の進出が始まっています。
明日はたくさんの写真を交えた、そんな「ユニークな日本文化の進出」をテーマにお届けしたいと思います。お楽しみに
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