英国南西部にある街で世界遺産指定都市のバースにあります「ローマン・バース」をご紹介しております。
今日でこのローマン・バースの4日目となりますが、これまでの記事を
ご覧になっていらっしゃらない方は、以下のリンクからどうぞ。
昨日の記事の最後は「ローマ人のお宝を紹介します」と結んでおりますが、さっそくその「お宝」を
ご覧いただきましょう。
ローマン・バースは2000年以上も前、この地がローマ人によって支配されていたときに
作られた現在で言うところの「温泉リゾート」とそれを取り囲む神殿や街の遺跡になっています。
ですので、上のような宝石類がざくざくと出てくるようです。
宝石が出てくるだけでも驚くに値するのですが、その宝石類をアップにしてみてみると‥‥。
なんと、ひとつひとつに彫刻が刻まれているではありませんか!
そしてこちらは発掘されたコインです。もちろんこれも2000年以上前に作られました。
「ローマ人は地球を丸いことを知っていた」だの、「作り上げた神殿や温泉施設の規模」だのを
考えてみると、2000年前のローマ人の文明がいかに高かったかは想像に難くありませんね。
通りがかったあるコーナーでは、床のモザイクを移設中ということで作業をされていました。
これがローマ人が作ったモザイクの床(タイル)ですね。赤や青の色はこのあたりで採れる天然石の色です。
当時のローマ人によって崇拝されていた女神
「スーリ・ミネルバ」
の像の頭部です。
1727年にこのミネルバの頭部が発掘されておりますが、これ以外の部分はまだ見つかっていません。
この女神の彫刻の技術自体もすばらしいのですが、基礎となるブロンズ像の上に金のめっきが
ほどこされているということも驚きに値するでしょう。
ランキングの女神は微笑んでいますでしょうか(笑)?チェック!
明日は当時の温泉リゾート・スパをご紹介します。サウナなども登場します。また明日お会いしましょう。
日帰り温泉旅
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