７月は英国の大学は卒業シーズンにあたります。
卒業前には、厳しい試験と論文の提出が義務付けられています。当然のことながらこの厳しい試練をくぐり抜けてきた人たちだけが卒業という栄誉を与えられるのです。
英国のトップの大学では、入学試験はもちろん在学中も試験や論文の提出など卒業にいたるまでさまざまな厳しい試練を通り抜けなければなりません。
しかしながら、ラグビーやボート・レースなどのスポーツまたはオーケストラや聖歌隊などに入るなど音楽や芸術方面で活躍するエネルギッシュな学生も多くいます。
いわゆるガリ勉タイプはこの国にはあまり多くありません。勉強ばかりではなく、スポーツやアートもできた上、これが英国人にとって非常に大切なんですが、「センス・オブ・ヒューモア」、つまりユーモアを交えた会話ができてはじめて「一人前」みたいなところがあります。
さて、いよいよ試験を終わって会場を出ると外には、友人たちが「おつかれさま」とばかり花や風船、いろんなプレゼントを持って駆けつけてくれます。
「あー終わったぁ」とばかり開放された気分なんでしょうね。
超エリート学生たちも、このときばかりは少しだけおバカなこともします。
そして卒業生と教授陣のカクテル・パーティやディナー・パーティも催されます。これだけを見ていると優雅で華やかな感じがしますが、ここにいたるまでには百戦錬磨の日々があったということですね。
ご本人方の許可を取っていないので、お顔は掲載できませんでしたが、皆さん優秀なだけでなく美男美女が揃っていらっしゃいます。
言っておきますが、明らかに「天は二物を与えて」います。
うらやましーい、って‥‥私も努力しないっと
そしてこのあと彼らは世界のトップクラスの各ポジションへと羽ばたいていくのです。
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