可愛い子には料理をさせろ!? | 英国アンティークス・オフィシャルブログ

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英国の美しいもの、景色、すばらしい人々、そしてアンティークについて英国在住の鈴木ミアが、今の英国の楽しい情報をお伝えしております。


いまどきは、男性のお料理教室があったり、おそばを自分で作るなんていう、

つわものもいらっしゃるので、私がまだ日本にいた頃(10年前)に比べて、

クッキングされる男性が増えているんだと思いますが、皆さんのボーイ・フレンドや

ハズバンドさまはお料理をなさいますか?


私の夫は、一人暮らしが長かったせいか、たまに気分転換に料理を作るんですね。

特にこの季節はBBQ(バーベーキュー)の準備をよくしてくれます。


バーベーキューってお料理じゃない!



いえいえ、この国ではそれも立派なお料理に入ると私は思います。なぜかと申しますと、

まず日本のようにおいしくて美しいお肉になかなか出会えないのですね。



ですので、まずは肉選びから始まるわけです。普段から「どこでおいしいお肉が手に入るか」を

把握してなければならないのです。その上、基本的には「焼肉のたれ」なるものが存在しないので、

自分で調合して作ることになるんです。


その「たれ」を作るのが我が家では夫の仕事なんです。

それはもうある種職人を思わせるような域に入っていて、

まず自身がたれを作るときには


「お人払い」


ならぬ、


「キッチンこもりきり」


状態で誰もよせつけません(笑)。



うっかりと他の用事で、キッチンに入ろうものなら「入らないで」とばかり追い返されてしまうのです。


で、そのお肉のお味ですが、これが「おいしい」のです。


これは、私だけではなくここにいらした何十人、いえ今までトータルで言うと100名以上

(正直な子供ちゃんたちも含めて)の方が口をそろえて言っているので、

まず味に間違いはないと思います。それも、いろいろな国の人たちに召し上がって

いただいてますが、どなたも「おいしい」と連発されます。


「うちに、そんな特殊な調味料あったかなぁ」


なんて思うのですが、ごく普通のものしかないんですね。

「それでもおいしい」、それがポイントです。


「料理は頭を使え」と多くの料理人たちがおっしゃっていらっしゃいますよね。

これを聞くと、頭が痛くなるのは私だけでしょうか‥‥。


ということで、最近夫が作ってくれた料理の写真をUPしました。


「タイ風ビーフのサラダ」


ピリッと辛く、甘辛いビーフとシトラス(たぶんライム)がきいたドレッシングがとても美味しかったですよ。



コッツウォルズより愛をこめて-アスパラガスのサラダ


それにしても、皆があまりにもほめるので先日などは朝からBBQでした(゚ー゚;


それでもおいしかったですけどね。


「母の味」というものが世の中には存在しますが、我が家には「父の味」もあります。



「母の味」が「父の味」に押され気味なのが、正直言ってちょっと悔しいですが。



こちらはある日のランチ



「マッシュルームたっぷりのペンネ」



数種類のチーズがソースに入っているようで、クリーミーな舌触りとチーズの余韻が後を引きました。



コッツウォルズより愛をこめて-マッシュルームのペンネ  



この国では、女性の社会進出も進んでいる分,家庭の役割分担もはっきりしているようです。

もし、国際的な社会に入っていくのなら、日本人男性も自分のことくらい自分でできる、

というような自立した人が求められていくように思います。



ですので、もし子育てをなさっている方がいらっしゃったら、男女を問わずまずはお料理を通じて

「国際人」を育てられてはいかがでしょうか? また国際人云々はさておき、おいしいものは

皆に歓迎されますし、皆をハッピーにしますものね。 音譜


というわけで、タイトルには 「可愛い子には料理をさせろ」 とつけてみました。


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