目の手術では、術前、術後から目薬を嵐のように差さなければならない。
 手術前3日から、手術する左目だけに目薬の投与が始まる。
 「ベガモックス」(写真左奥)という抗菌点眼剤を、1日4回(朝昼晩夜)。
 

 
 私の手術は、白内障の手術後に今回は緑内障のドレーン挿入術という二つの手術をしたためか、当日は左目が眼帯で閉じられたまま、翌朝になるまで剥がせない状態だった。
 手術の翌日から、「ガチフロ、リンデロン、ネバナック」(写真手前左から)という3種類の点眼液を2週間、1日4回(朝昼晩夜)5分以上の間を開けて点眼することになる。
 スマホのタイマーで5分セットにしておとくと便利だ。
 この3種の点眼液のほかに、洗顔したり洗髪した後に、殺菌のために指定されている目薬がある。
 「PAヨード点眼液」(写真左から5つ目奥)である。これは冷蔵庫で保存が必要だ。手術後は、洗顔も入浴も洗髪もふだんどおりしてよいことになっているが、そのあとには、この「PAヨード点眼液」が準備されている。これは1週間後で終了。
 もう一つ、「フロモックス」(写真左端)という錠剤(抗生物質?)を、食後1日3回服用する。これは3日で終わる。

 


 

 以上が、今回の左目の術後に差さなければならない目薬である。
 これとともに、ふだん毎日ずっと差している、眼圧を下げるための緑内障予防の目薬は、そのまま両眼に差すことになる。写真右の「アイラミド」(1日2回)と写真右から2つめの「ミケルナ」(1日1回)だ。
 もう一つ、右目だけに写真右から3つ目の「プロムフェナク」(1日2回)を差さなければならない。これは、9月6日に右目の手術をしたあとに、3か月差さなければならない非ステロイド性の抗炎症点眼剤である。

 たとえば、朝起きて洗顔したあと、最初の目薬タイムとなるが、ちょっと大変な時間となる。
 まず、PAヨード(左)、次、ミケルナ(両眼)、ガチフロ(左)、リンデロン(左)、ネバナック(左)、プロムフェナク(右)、アイラミド(両眼)……と7種類の点眼液を、5分間隔で差すことになる。5分のインターバルがあるので、点眼だけで30分以上の時間がかかるのである。
 術後2週間は、点眼管理でかなりの時間を費やされるが、両眼の緑内障・白内障の視力・視野の改善効果はすばらしい。しかも、保険の範囲の手術だが、手術にかかわる費用は、驚くほど低額であった。少し高額な眼鏡を作り替えるくらいの金額で、驚くほど高度の目の改善手術ができる、今の日本の医療制度は、ありがたいかぎりである。