「天然無添加 国内精製 ひまし油 500ml」を購入したのは7月下旬だった。以降このひまし油を、毎日身体に塗りたぐり、また毎日飲用している。
 購入はアマゾンでだが、かなりたくさんの種類があり迷った。決めては「天然無添加」という表示と価格が1000円強と割安だったからだ。安物の部類になるが、天然無添加なら、「いいんじゃねぇ」的な軽い気持ちで、とにかく試してみることにした。
 さすがに粘度が最強のオイル500mlを使うには、大変だと思って少しだけ人に分けたりしたが、毎日食後に小さじ1杯ほどを呑んでいたら、ついに2か月後の10月になって、使い尽くすころになった。
 ところでだ。なぜ私は「ひまし油」を使いだしたか?

 先月9月4日、「鼻、口、喉、気管から感染するウイルス等を浄化する、アップルブランデー吸引療法」というブログをアップした。エドガー・ケイシーが伝えたアップルブランデー吸引法をやってみたところ、呼吸器系の全域に驚くべき健康効果があったことを書いた。因みに使用したブランデーは、1か月を超えるとだんだん蒸気の刺激がなくなって、10月になるころにはほとんど香り程度になったので、新しいブランデーに入れ換えた。さすがに新しいブランデー蒸気の刺激はすばらしい。

 実は、このアップルブランデー吸引法について調べていたところ、ひまし油療法を知ることとなった。同じエドガー・ケイシーの療法だったのだ。私が飛びついた理由は、ひまし油療法で緑内障が治ったという症例があると知ったからだ。私は右目の緑内障で、治療中である。治らないといわれる緑内障だが、少しでも改善できる方法があれば、やってみたく、ひまし油療法を試すことにした。
 本来ひまし油は、肌の美容の用途が主で、ケイシー療法でもお腹に温熱湿布として伝わっていて、これを目の治療に応用することは伝わっていない。が、視力回復の研究をされている方が、ひまし油を眼球の温熱に使用することを紹介されていたので、ひょっとしたら、少しでも効果があるかもしれないと期待した。目の瞼周辺にひまし油を塗り、それを「めぐリズム」のような方法で温める。温熱効果で血行をよくすることは、目の周辺にある脂質を押し流す効果があって、目の健康には有効なことは担当の医師から聞いた。たぶん医師は注意勧告するだろうが、ひまし油を点眼する方法もある。粘度が極めて高いオイルである。私は、花粉症でいつも痒くなる目頭にひまし油をべったり塗って、ついでに目のなかに少し入れてみたりしているが、粘度が高いだけあって、油の膜のような抵抗感がある。このオイル効果が、ドライアイ症状を著しく改善してくれるだろうことはわかった。だとしても、さすがに点眼はちょっと怖い。私が最初に買ったひまし油のラベルには、目に入ったらすぐに洗い流すよう注書きされていた。やるなら自己責任でやるしかない。私が目頭からひまし油を目の中に導いても、トラブルらしき問題はなかった。ドライアイを改善できる可能性は高いと思う。
 さて、ひまし油のことを調べてみたら、ただ皮膚に使う温熱用だけでなく、皮膚のさまざまなトラブル(乾燥肌や疥癬の感染等)にも効果があるらしい。さっそくやってみた。首、顔、下半身の大事なところ、そして足指と足裏全体。髪の毛にもいいかもしれないが、私の髪の毛は薄いし白髪だし高齢なので、ま、どうでもよい。こうして入浴後に体中にベタベタ塗りたぐって2か月、真夏の期間だったが、思いの外、肌がオイルを求めていることがわかり、ベタついても、少し時間が経つとさらさらして快適である。私の足指にはミズムシ、いわゆる疥癬菌が住み着いているのだが、オイルを塗ってマッサージをしていたら、まったく発症しない。かなり効果的に疥癬菌の増殖を防御している。ある人は、顔のシミが薄くなったと報告してくれた。寝るときに顔などに塗っておくと、朝、肌がすべすべしてとっても気持ちがいい。ジジイなので、美肌とかは無縁だが、ジジイでも美肌に近付いているように感じる。
 ひまし油は、昔は万能のクスリだったと聞く。が、それは数十年、あるいはそれ以上昔の話のようである。今日本では、下剤として服用できるようだが、医者がひまし油を処方することはないだろう。

 ひまし油とは、いったいどういうオイルか?
 ウィキペディアから部分引用・編集する。

 和名は「トウゴマ(唐胡麻)」、英名は「Castor bean」、学名は「Ricinus communis」、トウダイグサ科トウゴマ属の多年草。別名、ヒマ(蓖麻)。種子から得られる油はひまし油(蓖麻子油)として広く使われており、種にはリシン(ricin)という毒タンパク質がある    。
 トウゴマの種は、紀元前4000年頃につくられたエジプトの墓所からも見つかっている。インドでは紀元前2000年頃からひまし油を灯りや便秘薬として使用していたと記録。中国でも数世紀にわたって、内用・外用の医薬品として処方。日本では、ひまし油は日本薬局方に収録されており、下剤として使われる。ただし、猛毒であるリシンが含まれているため、使用の際は十分な注意が必要。原産は東アフリカ。現在、世界で年間約100万トン生産されており、主な生産地はインド、中国、ブラジル。(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%B4%E3%83%9E)


 (写真は、トウゴマ:By LABNL Lab Cultural Ciudadano - https://www.flickr.com/photos/193426812@N02/51891869768/, CC BY-SA 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=115475374

 

 このひまし油を、私は猛毒のリシンがあるとは知らず、2か月ほど呑み続けた。最初は小さじスプーン1杯。すると翌朝、とても気持ちの良い排便があった。私は大腸の調子が若いころから良くはない。下痢気味なお腹である。高齢になって、朝食を大腸の腸内細菌を改善するために、食物繊維が豊富な乾燥おから中心に変えた。すでに10年ちかく、乾燥おからをヨーグルトや豆乳、野菜ジュースにまぜて食べている。なんとなく、かつてよりも改善したかもしれないが、それでも、下痢気味な傾向はある。
 そういうトラブルのあるお腹にひまし油を呑んだら、下痢が酷くなることを覚悟して、試してみた。なぜなら、ひまし油は、下剤として大腸の蠕動運動を強烈に促す作用があるとどこかで見たからだ。とにかく、スプーン小さじ1杯を呑んでみた。その結果が、お腹が気持ちよくなる排便となった。この効果は、たったの1日で起こったことに、仰天した。ただし、下痢気味のため、1日2回、あるいは3回行くことは変わりはない。が、変わったのは、排便したあとのお腹の快感である。とってもすっきりするのだ。これはひまし油効果としか、考えられない。排便が気持ちいいということは、大腸の調子が良いということに異ならない。それで調子にのって、食後にひまし油を、少量だけペロリ、ペロリと舐めるようになった。にもかかわらず、私の場合は、下痢的な不安がどんどんなくなって、逆に、下痢的症状は改善してしまった。私にとっては、ひまし油は下剤ではなく、調整剤なのである。

 



 つまり、こうして私にはここ2か月、ほとんどひまし油漬けのように使用するようになった。こうして最初に買った500mlが無くなった。
 ひまし油については、知人から、できるだけ有機栽培のものを購入するように促された。そこで1か月くらい前に、テンプルビューティフルというお店から、世界的にも貴重&高品質なオーガニックのコールドプレスのひまし油(海外有機認定)220mlを購入した。送料が高く、ものすごく割高だった。有機だから仕方ないと思った。オーガニックひまし油は、最初に買ったものとはすこし違った。はっきりとゴマの香りがする。それに、何やら草原の叢のようなごわついた臭いもした。最初に買ったひまし油は、精製品で無味無臭だったが、有機ひまし油は、無精製とある。ある意味で自然の感触があるが、人によっては、この香りが気になるかもしれない。効能については、わからない。

 さて、今回またひまし油を買うことにしたが、テンプルビューティフルの品は高額なので、アマゾンで探すと、Heritage Store というとろこのひまし油は、コールドプレス、つまり冷温圧搾とあった。さらに調べると、中に、オーガニックという表示もあった。しかも480ml、テンプルビューティフルより半分くらい安かったので、これを使ってみることにした。

 



 昨日届いたHeritageの有機ひまし油を、さっそく手にとって、舐めてみた。なるほどオーガニックは、ゴマの香りと叢の臭いがした。が、前のものよりほんのりとしている。肌に塗りたぐってみたが、なかなか良さそうだ。

 このHeritageの有機ひまし油のラベルの裏には、英文で解説があった。ケイシー療法の使用方法などが書いてあった。さらに、こんなふうにも書かれていた。


 Vegan & Cruelty-Free
 Cold-Pressed & Hexane-Free


 Veganとは、いわゆるベジタリアンのなかのビーガンのことだろう。Cruelty-Freeとは何か? 調べてみたら、動物実験をしていないということらしい。つまり、動物虐待などをしていないというメッセージなんだろうと解釈した。Cold-Pressedとは、冷温圧搾であり、これによって高熱でひまし油成分が変性することもなく、不飽和脂肪酸が酸化していないという意味につながる。Hexane-Freeは、ヘキサンという化学物質が不使用ということ。つまり、これがオーガニック(有機)の条件ということになる。