「人材の城」東北      マンロー博士きたる | EIKOの気まぐれ闘病日記

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このブログは、日蓮仏法の信心を根本に、双極性気分障害と闘うEIKOのブログです。日々の出来事や家族のこと、創価学会や池田名誉会長のことを書いていきます。
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 ブナ、カツラ、カエデ・・・・・・。葉脈まで透けてみえる若葉が頭上をおおい、奥入瀬渓流は緑の光に染まっていた。

 2007年(平成19年)5月20日、英国グラスゴー大学の博士マンローは、あこがれの場所までやってきた。

「ワンダフル!故郷のスコットランドのように美しい!」

マンローは池田会長に同大学の名誉博士号を贈る時「滝の詩」を引用している。(94年6月)

「その人格を表しています。勇敢に、継続的な努力を惜しまずに進む。池田会長のイメージにぴったりです」

「滝の詩」に魅かれて、奥入瀬まで来たのである。しかし、いざ会長が立ち寄った「白糸の滝」を前にしてみると、切り立った岩場から白い糸のように水が落ちている。たしかに優美だが、詩を貫くダイナミズムとは程遠い。

 しかし詩は心の世界の表現である。

 白糸の滝は確かに細いが、渓流の音は、岩や樹間に反響して、壮大なシンフォニーのようになって、降り注いでいる。そこに浮かび上がる滝を詩人はとらえたのか─。

 マンローは母国と日本の交流に思いをはせた。地元の学会員に語った。

「川が流れ、すばらしい滝になるように、人間交流は、挑戦する精神、知性、才能、経験を高め、エネルギーとなり、それが栄光となって表れるのです」

「いつの日か、奥入瀬の滝のイメージこそ、創価大学とグラスゴー大学の流れをつなぐシンボルとして、歴史に輝くと確信します」


 奥入瀬渓流に近い東北研修道場。

訪問したマンローを、学会員の壮年の一団が迎えた。

合唱を始める。勇壮な音律に合わせて、男らしく堂々と歌いあげた。

あの「滝の詩」に曲をつけた歌だと聞き、マンローはいたく感激した。

曲は、会長が「滝の詩」を詠んだ数年後に誕生した。奥入瀬の地元の会員数人が知己に当たり、作曲してもらったのである。

 以来、奥入瀬の会員は30年にわたって大切に歌い継いできた。

 この日の合唱を機に、池田会長も曲の存在を知った。収録されたCDを、繰り返し聞いた。さらに全国の会員が集う会合で「ぜひ、皆さんにも、お聴かせしたい」と、自ら曲を紹介した。

 参加者は一同に驚いた。「こんな曲があったのか!」

「滝の詩」は一躍、全国で愛唱される歌となった。

奥入瀬の会員は沸き立った。

「私たちの小さな歌声を、先生は聞いてくれた。それが嬉しくて、嬉しくて」