昭和27年4月27日、総本山大石寺において、宗旨建立七百年記念慶祝大法会が挙行された。
戸田会長をはじめ、4千余名の創価学会員が参加した。
戸田会長は、戦時中「神本仏迹論」という邪義を唱え、師匠・牧口初代会長を獄死においやった、小笠原慈聞が必ず、七百年祭に登山してくると確信していた。
創価学会青年部は、「神本仏迹論」を唱えた小笠原慈聞を、牧口会長の墓前で謝罪させる計画を立てた。
小笠原は、「神本仏迹論」の邪義をなかなか認めようとはしなかった。そのため
学会青年部に担がれて、牧口会長の墓前につくと、しぶしぶ邪義を認め、謝罪文を書いた。
しかし、小笠原は宗門に対し「日蓮正宗の僧として死にたい」と念願し、ひそかに僧籍に復帰していたのである。
一方創価学会は「宗旨建立七百年祭」の記念事業として、学僧であった、第五十九世日亨御陰尊猊下の御尽力のもと、七百年間誰も成し遂げることのなかった「日蓮大聖人御書全集」を完成させ、百冊を献上した。
創価学会は、小笠原の邪義を破折したにもかかわらず、宗門は、小笠原事件後、戸田会長を登山停止と、大講頭罷免処分にした。