「そんなのさー 浮気でもなんでもないじゃない。 バイクの後ろに女の子乗っけたからって、エイコの早とちりかもしれないじゃないー」
パンクとステファニーのタンデムと遭遇して間もなく、Mちゃんが私のマンションに引っ越してきた。
私は、会社でのいじめと、パンクのステファニータンデムの件で、もう本当にブロークンハートで心は折れてしまってた。
Mちゃんがいなかったら、きっと、うつ病になってたかもしれない。
人が信じられなくなってたから。
Mちゃんが、引っ越してきてくれたことで、毎晩、話し相手もできて、寂しい思いもしなく、要らないこと考えなくて済んだ。
最初のセリフは、Mちゃんが私と晩御飯を用意してるときに言った言葉。
「だいたい付き合ってないんでしょ? エイコは、そのパンクと。 アメリカ生まれのアメリカ育ちのわりには、保守的なんだねー エイコって。」
とも言われた。
「うるさい。 どこの国で生まれて、育とうと、恋愛観はブラッドピットの映画から学ぶもんだもん。 国籍は関係ないもん。」
「なにそのブラッドピットの映画って(笑 うけるーw ま、いいや。 で、エイコ、そのパンクのこと好きなの?」Mちゃん、完璧にSモードwww
めっちゃイタズラっぽい顔で私に聞いて来た。
「別に、好きじゃないもん。」
って私は言ったけど、どうなんだろね、よくわかんない。嫌いじゃないのは確かなんだけど。
「じゃあ、なに落ち込んでるのよー。 プライド高すぎー」とはMちゃん。
「プライド関係ないっしょ!」
「だってそうじゃん。エイコは別に彼と付き合ってないんでしょ?で、好きでもないんでしょ?じゃあ、彼がどこの女の子をバイクに乗っけようと、全く関係ないじゃん。 それが気になるってのは、単に、自分がと・し・し・たのかわいいステファニーちゃんに負けたくないってプライドだけだよーだ。」
だめだ、コイツ完全に私をいじって楽しんでる。
「その年下ってとこ強調する必要ないでしょ!別に、あんな小娘なんとも思ってないもん。」
「じゃあ、パンクのこと好きなんだー。」
もうここまできたらMちゃんじゃなくってS子だね。
「別に好きじゃないもん。」
食卓を準備しながら私は言った。
「そうかそうか はいはい。 もういいから、責めないから。ご飯食べよ。」
S子、あ、Mちゃんが作ったグラタンー
美味しいー
またねー
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