帰国子女のつぶやき -16ページ目

帰国子女のつぶやき

日本ではわからないことだらけ。日本は大好き。日本の文化も大好き。でも日本の社会は戸惑うことばかり。

「そんなのさー 浮気でもなんでもないじゃない。 バイクの後ろに女の子乗っけたからって、エイコの早とちりかもしれないじゃないー」

 

パンクとステファニーのタンデムと遭遇して間もなく、Mちゃんが私のマンションに引っ越してきた。
私は、会社でのいじめと、パンクのステファニータンデムの件で、もう本当にブロークンハートで心は折れてしまってた。

Mちゃんがいなかったら、きっと、うつ病になってたかもしれない。

人が信じられなくなってたから。

Mちゃんが、引っ越してきてくれたことで、毎晩、話し相手もできて、寂しい思いもしなく、要らないこと考えなくて済んだ。

最初のセリフは、Mちゃんが私と晩御飯を用意してるときに言った言葉。

「だいたい付き合ってないんでしょ? エイコは、そのパンクと。 アメリカ生まれのアメリカ育ちのわりには、保守的なんだねー エイコって。」

とも言われた。 


「うるさい。 どこの国で生まれて、育とうと、恋愛観はブラッドピットの映画から学ぶもんだもん。 国籍は関係ないもん。」


 

「なにそのブラッドピットの映画って(笑 うけるーw ま、いいや。 で、エイコ、そのパンクのこと好きなの?」Mちゃん、完璧にSモードwww

 

めっちゃイタズラっぽい顔で私に聞いて来た。

 

「別に、好きじゃないもん。」

  って私は言ったけど、どうなんだろね、よくわかんない。嫌いじゃないのは確かなんだけど。

 

「じゃあ、なに落ち込んでるのよー。 プライド高すぎー」とはMちゃん。


「プライド関係ないっしょ!」


「だってそうじゃん。エイコは別に彼と付き合ってないんでしょ?で、好きでもないんでしょ?じゃあ、彼がどこの女の子をバイクに乗っけようと、全く関係ないじゃん。 それが気になるってのは、単に、自分がと・し・し・たのかわいいステファニーちゃんに負けたくないってプライドだけだよーだ。」

だめだ、コイツ完全に私をいじって楽しんでる。

 

 

「その年下ってとこ強調する必要ないでしょ!別に、あんな小娘なんとも思ってないもん。」

 

「じゃあ、パンクのこと好きなんだー。」

もうここまできたらMちゃんじゃなくってS子だね。

 

「別に好きじゃないもん。」

食卓を準備しながら私は言った。


「そうかそうか はいはい。 もういいから、責めないから。ご飯食べよ。」

S子、あ、Mちゃんが作ったグラタンー


美味しいー



またねー



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