帰国子女のつぶやき -14ページ目

帰国子女のつぶやき

日本ではわからないことだらけ。日本は大好き。日本の文化も大好き。でも日本の社会は戸惑うことばかり。

相変わらず、私は毎朝出勤時にコンビニによって、朝ごはんを買ってた。 私の「心の」お父さんである早朝おじさんとも、毎朝顔を合わせてた。 

そんなある日、店長が朝からシフトに入ってたときがあった。

朝は結構、バタバタしてるから話しかける雰囲気じゃない。

私、店長に会社でのイジメのこと相談したかったけど、忙しそうだから、また今度かなって思ってたら、店長が私のレジやってくれた。

思い切って会社でのイジメのこと言おうと思った矢先に、店長の方から言われた。

「パンクが、”エイコは毎朝ここに顔出すんですか?”って聞いてたぞ。」って、上目遣いに聞かれた。

「最近、ずっと夜に来ないみたいじゃないか。 あいつ心配してたぞ。」って言いながら私が買った朝ごはんのサンドイッチと牛乳を袋に入れた。

ふざけんなあのロリコンバカ犬。知るか。

それには答えず、「店長、今度話聞いてもらえますか? 仕事のことで。 パンクはどうでもいいです。」って袋を受け取りながらぶっきらぼうに言った。

 

びっくりしたように私をみて「君たち喧嘩でもしたのか?」って。

 

「そんなんじゃないです。大体、そんな仲じゃありませんから。」

そう言って、もう電車に遅れるから、そのまま店を出た。

 

会社に行って、いつも通り朝一で社長のスケジュール確認して、海外からのメールに対応して、海外とのテレビ会議で社長の通訳して、お昼。

 

いつも通り社員食堂で一人。 この日は、人事課の柳葉さんも現れない。。 いつのまにか柳葉さんの姿を探している自分に気付いて、ちょっと自分にムカついた。

 

午後からも、特に何もなくって定時で帰った。

バスを降りて電車に乗り換えるため、駅に向かっているところで、前方から声をかけられた。

「今、お帰りですか?」

人事の柳葉さんだった。

「柳葉さん。どうしたんですか?こんなところで?」

 

「今日、今度行われる人事研修の打ち合わせで業者のところに行ってたんです。今から会社に戻る所なんですよ。」

 

へー、人事っていろんなことやるんだなーって思って、お疲れ様ですーって言って去ろうとしたら、呼び止められた。

 

「エイコさん、この後、何も予定なければ、近くでお茶でもどうですか?僕はもう会社に戻って報告書書くだけですから。」

(まだ仕事するんかい。)

 

私が乗って来たバスには、同じ会社の社員も何人かいた。 たった今、私と同じように駅に向かってる人だっているだろう。 無防備すぎないかな。 二人でカフェに入るとこ見られたら噂になるに決まってる。 ただでさえ、総務課女子から受けが悪いのに、そんなのが噂になったら、イジメがエスカレートするかもしれないって思って断ろうと彼の顔を見たら。。。

 

なに、その緊張した顔。 笑顔固まってるじゃん。え? まじ?

私を口説こうっていうことなの? え? その緊張した顔止めてよ。

断りにくいじゃん、そんな笑顔で固まってたら。。。

 

もー男ってなんでこうデート誘うタイミング下手なの?

今の状況ではやばいよー。 

 

「私、友人と同居してるんです。 今日は私が食事つくる番なんで。すみません。」って言って、断った。

 

「あ、そうですか。 じゃあ、気を付けて。」

なんとなく笑顔引きつってるしw

去って行った。 なんか背中泣いてるしw

 

もーしょうがないなー。

「木曜日なら大丈夫です。」って背中に向かって言った。

 

立ち止まって、振り返った。

「あ、わかりました。じゃあ、また!」

なにその爽やかな笑顔。

パンクといい柳葉といい、単純w

 

いつも通り電車にのって、空いてる席座ってスマホみたら店長からライン入ってた。

「お疲れ。 仕事の話、聞きますよ。 木曜なら夜空いてるよ。」って。

 

柳葉さん、どこまでタイミング悪いwww

 

Mちゃんからもライン

「ごめーん。今日、晩御飯誘われちゃったー。 一人で食べてて―」

 

"Fuck...." タイミング悪いの私だった。

 

電車から窓の外眺めた。

 

真っ暗だし。

 

"Fuck..."