思いを伝えていくこと | モンテッソーリと子どもたち・名古屋聖心幼稚園

♬指揮者の小澤征爾さんが亡くなられましたね。個人的にすごく残念です。

  

小澤征爾さんと、その師の斎藤秀雄さんとの関係は有名でご存じの方も多いと思いますが、おふたりは毎年、松本で『サイトウキネンフェスティバル』を開催していました。


「子どものための音楽会」も開催され、プロ・アマ年齢を問わず、真剣に音楽の素晴らしさを沢山の人に伝えたいというエネルギーを❤感じていました。


年輩の方は、山本直純さんを覚えていらっしゃるでしょうか?🍫チョコレートのCMで、ロン毛に黒縁メガネ、モジャモジャのヒゲ、赤いジャケットを着て「♫大きいことは良いことだ」と踊りながらタクトを振った方です。


この3人の関係は、斎藤秀雄さん→山本直純さん→小澤征爾さんを指導していた関係です。


山本直純さんは「オーケストラがやってきた」という番組のMC兼指揮者をしていました。私も、この📺番組が好きでよく観ていました。


先日のお母さん教室☆ステラでご紹介した学園で、山本直純(その学園の卒業生)、小澤征爾の両氏が音楽を指導していたこともあり、何だか、全く知らない遠い人の死とは思えないものがあります。


音楽は、「音を楽しむ。」でも、私自身は本当に音符音痴で音楽が苦手です。とても楽しむというところまでいきません。ピアノもスラスラ弾きたいところですが・・・。


随分前のことですが、ピアノの苦手な先生たちに練習をお願いする代わりに、自分にも「箱ハープ」を習うという課題を課しました。(今は👻幽霊部員です)


忙しさを理由に、ずっと練習にも参加しないでいますが、今回の訃報に「もう一度、みんなで音楽ができたらなぁ」という気持ちが(ちょっとだけ)よぎっています。


子どもたちにも、これから先、色々な苦手なことも、それなりの楽しみ方があることを伝え、何でも挑戦することができたらと思います。