越谷オサム「陽だまりの彼女」 新潮文庫 23年6月初版・25年3月30日・28刷 540円
帯に(女子が男子に読んでほしい小説NO.1)
裏表紙のあらすじに(・・・・・・完全無欠の恋愛小説。)
とりあえず、3時間ほどで読み切りました。
なんのエピソードも語れない自分自身の恋愛事情からみると、こんな恋愛イイナって感じ。
ただ小説としては、どーってことないな。
この小説の設定を文句をつけずに受け入れられれば、とっても読みやすい
ファンタジックな恋愛小説。
タラーとした読後感の口直しに
中 勘助「銀の匙」 角川文庫平成元年初版・23年8月10日・23版 420円
伝説の灘高国語教師(橋本武)が3年間の国語の授業をこの1冊の読み込みで
教え込んだ本です。
句読点が少ない。200ページ足らずの文量。
でもまだ10ページで一休み。
河盛好蔵は
「年少の時代にこの小説を読まなかった者は、情操教育に於いて欠けるところが
あると云っても過言ではない」
恋春に説明するためにも、しっかり読み込んでみるつもりです。