こんにちは
クライアントさんの、勉強できない言い訳に、時々ピシッと鞭打つことに、快感を抱いている
英語コーチ＠湘南、弓削春子です
７回シリーズでお届けしている、英語学習が知らず知らずにやってしまう、致命的な失敗パターンについて、お伝えしています！
ここでお伝えしていく事を、ご自分の事に置き換えて、振り返ってみて下さいね。
あなたは「もっと英語がうまくなってから、外国人と話そう」と考えいますか？
もしそんな考えをもっているなら、今すぐに捨てて下さい。
あなたのその考えの裏には「人前で下手な英語を話すなんて恥ずかしい」という気持ちが、潜んでいるからです。
とくにビジネスの場では、「スピートや流暢さがあって、スマートな英語を話すべき」と思っている人がなんと多いことか・・・
以前の私、英語の勉強を始めたばかりの頃は、同じように考えていた一人でした。
昔の私を含め、日本人は語学に対して完璧主義の考え方を持っているように感じます。
日本語がつたない外国人に会うと、「きっと会話が成立しないだろう」と、早々に会話をするのをあきらめて、最後まで聞いてあげるのを、あきらめたりするのも日本人に多いと思います。
「英語が話せる」＝ ネイティブの様にペラペラ話せるが定義になっていませんか？
ところが、英語ネイティブは語学に対してまったく違う考えを持っています。
アメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリスなど英語を母国語とする国々は、移民社会です。英語を全然話せない人と共存するのが、普通になっています。
さらにご存知の様に、アメリカとイギリスでは英語の発音が違って来たり、使う単語が少しずつ違います。
アメリカ国内においても、東と西、中部、南部と訛りがあり、全く違う言語か？と思うほど、違う音で英語を話します。
ですので、ネイティブが英語で日本人と話す時に、ネイティブのような流暢な英語を話すことを期待しているとは思いません。
さらにですよ、私達が完ぺきに英語を話せなくても、彼らは全く気にしないし、英語が完璧でないから、日本人と話すのは「や～めよう！」と言っている、外国人には一度もお目にかかったことはありません。
逆を考えてみて下さい。あなたが海外に仕事で出向いた時に彼らが、完璧な日本語であなたに対応することを期待しますか？
アジアの他の国々、インド、中国、韓国、台湾、マレーシア、インドネシア、などなど、日本よりも英語の浸透率が高いですが、お国訛りの英語で堂々と話をしています。
インディアンイングリッシュ、チャイニーズイングリッシュなどと言われ、母国語の音の影響をうけ、なまっているように聞こえる英語を話しますが、仕事をする上で、何の問題も無いようです。
なぜ、他のアジアの人たちが日本人よりも英語をガンガン話すかと言うと、話さないと仕事が取れないなど、生活に直接影響するからです。
日本もそういう時が目の前に来ていますね。2020年のオリンピックへ向け、更に国内のグローバル化も進んで行くはずです。
そして、世界で英語を話す人の大半は『非ネイティブ』です。英語を母国語する外国人は、世界人口のわずか２２％程度なのです。
つまり、あなたが英語でコミュニケーションをとる相手は、8割近くが非ネイティブなのです。
非ネイティブ同士の会話で、発音や正しいと思われる文法にこだわるなんてナンセンスです。
ですから思い切って、「必要なコミュニケーションさえとれればOK」と開き直ってみてください。
その開き直りが、短期間で伝わる英語を身につけるための第一歩なのです。
今日も最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。
弓削春子（ゆげはるこ）
あなたに寄り添う英語コーチ＠湘南
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