Feel English ①:「要はさ~」と伝えたいことを強調したいときの The fact is that ~
🔖 ドラマの内容
It’s a cold winter's day and Thelma and Emily are about to go out.
寒い冬の日、テルマとエミリーはこれから外出するのですが…
Thelma:Ready?
➡:用意できた?
Emily:Yep! Let’s go!
➡:うん!行こう!
Thelma:You can’t go dressed like that. You need a hat.
➡:そんな格好じゃ行けないよ。帽子被らなきゃ。
Emily:But it doesn’t go with my outfit!
➡:でも服に合わないんだもん!
Thelma:Look. The fact is that it’s freezing out there. Wear the hat.
➡:ほら。要はさ、外は凍える寒さだってこと。帽子被りなよ。
Emily:Okay, fine.
➡:分かったよー。
Thelma:Good.
➡:よし。
Emily:I’m just going to change outfits first.
➡:まず着替えることにする。
📝【①:「要はさ~」と伝えたいことを強調したいときの The fact is that ~ 】
The fact is that it’s freezing out there.:要はさ、外は凍える寒さだってこと。帽子かぶりなよ。
The fact is that ~は「実際のところ」とか「要は、事実は」という何かを強調したり、強く説明したりするときにも使うことができるフレーズです。that は省略して使うこともあります。
freezing:凍えるほどの寒さ/凍らせる
✅ 英会話フィーリングリッシュ フレーズを使ってみよう
A:What secret is the boss hiding? Please tell me!
B:The fact is that I don't know.
A:Wow. Johnson is playing really well.
B:Of course. The fact is that he's the best player in the sport.
Feel English ②:「実はね ~」とちょっと言いにくい事実を伝えるときの The fact is, ~
🔖 ドラマの内容
Emily and Olivia had plans to go on a weekend getaway with a bunch of friends but...
エミリーとオリビアは友人たちと週末に旅行に行く予定ですが…
Olivia:Are you excited about the trip?
➡:旅行は楽しみ?
Emily:Actually, I don’t think I can go.
➡:実は行けそうにないんだ。
Olivia:What? Why not?
➡:え?なんで?
Emily:The fact is, I don’t have enough money.
➡:実はね、お金が足りなくて。
Olivia:No problem! I’ll cover you.
➡:大丈夫!私が負担する。
Emily:Really?
➡:ホント?
Olivia:Of course ! You helped me last year when I needed it.
➡:もちろんよ!去年、困ってるときに私を助けてくれたでしょ。
Emily:Aww. Thanks, Olivia.
➡:きゃ~。ありがとう、オリビア。
📝【②:「実はね ~」とちょっと言いにくい事実を伝えるときの The fact is, ~】
The fact is, I don’t have enough money.:実はね。お金が足りないの。
The fact is that ~は「実際のところ」とか「要は、事実は」という意味なので、自分が[言いにくいことを伝えたい]ときにも「実はね~」と切り出すときに使うことができます。that がなく始まる場合は is の後ろに[,]を置きましょう。
✅ 英会話フィーリングリッシュ フレーズを使ってみよう
A:What's wrong? Did you have a fight with Mark?
B:The fact is, he really hurt me.
A:Why did you leave the concert?
B:The fact is, I didn't like the music.
🔻🔻 英会話フィーリングリッシュ ポイント🔻🔻
The fact isは「実際のところ」とか「要は、事実は」という意味で、自分が話すことを強調して説明するときに使ったり、言いにくいことを切り出すときに「実はさ…」というニュアンスで使うこともできます。The fact is には相手が思いもよらないことを伝えるフレーズなので、相手側に聞くための心の準備をさせるような効果があります。
似たような言い回しに In fact《英会話フィーリングリッシュ66》もあります。
📘【fact が持つニュアンス】
fact は「実は」という意味ですが、その「実は」の中には会話の前後を捉えて[実際は/要するに/つまり/もっとはっきり言えば]というニュアンスが含まれています。そして会話のつなぎにも使える表現です。
例えば「実際は」というニュアンスで[真実をこれから伝える]ときに使ったり、「もっとはっきり言えば」というニュアンスで[前に言ったことを強調する]ときに使ったりできるフレーズです。
✅ 英会話フィーリングリッシュ 色々な言い回し
That's fact:それは事実だ・本当だ
That fact is ~:実は~です
it is a well-known fact that ~:~は周知の事実である
🔊 発音ジム 🎵
The fact is,:[fact]の発音は「 ファクトゥ」のように言いましょう。
🔷🔹 英会話フィーリングリッシュ フレーズ備忘録 🔹🔷
getaway:避暑地に行く/短期休暇を取る/逃げる
getawayは「逃走/脱走」という意味ですが、慌ただしい日常からの逃避するという意味合いから[「短期間の休暇を取る場所」=「避暑地」]という意味でも使われます。
bunch of friends:友人グループ/親しい友人仲間
bunch:(果実などの)房/束/仲間
I'll cover you.:私が負担する。
cover は「何かを広げてある範囲を覆う」というイメージで、この場合の cover はお金を対象としています。つまり「負担しますよ」という意味になります。
I'll cover it for you.:代わりに負担します。
I'll cover the bill. :奢るよ。
英会話フィーリングリッシュ
講師:投野由紀夫
出演:青山テルマ/西洸人