4月:おもてなしの基礎英語上 1語からの簡単フレーズ100

キーフレーズ[しなくていいと伝える]

You don't have to…:そんなことしなくていいですよ…


SCENE:豪徳寺に行き、境内を歩く早苗とマイクは、招き猫を見つける。


Mike: So this is it. Impressive!

➡:ここか。立派だな!

Sanae: This temple is about 400 years old.

➡:このお寺は 400年くらいの歴史があるそうよ

Mike: Four centuries? Wow. This is where my dad bought his maneki-neko, I guess. I wonder where they sell them.

➡:4 世紀? すごいな。父はここで招き猫を手に入れたって聞いたけど、どこにあるんだろう?

Sanae: Umm… There's a shop over there.

➡:うーん… 奥にあるみたい。

Mike: Ah! Great. Let's go.

➡:ああ!よし、行ってみよう。

Sanae: There's are so many deferent size. 

➡:色んなサイズがあるのね。

Mike:  Mmm... I think I'll take this one. How about you?

➡:うーん… これを買おうかな。君はどれにする?

Sanae: Me? Why?

➡:私?どうして?

Mike: Let me buy you one. You showed me the way after all. 

➡:一つプレゼントさせて。ここまで連れて来て貰ったんだから。

Sanae: You don't have to...

➡:そんなことしなくても…

Mike: Hi there. Tow in this size please.  

➡:どうも。このサイズのを2個ください。

Mike: Here youres

➡:はいどうぞ。

Sanae: Thanks. 

➡:ありがとう

Mike: OK. We're good to go

➡:よし、行こう!

Mike: You've got a big family.

➡:君って大家族だね。

 

 

 

 

🔻🔻 おもてなし基礎英語 キーフレーズ解説 🔻🔻

You don't have to…:そんなことしなくていいですよ…

「~しなくてもいいです」や「~する必要はありません」と言うときは、have to の否定の形の don't have to を動詞の前に置きます。have to ~ は「~しなければならない」という意味で must に似ています。両方とも義務や必要性があることを言っていますが、微妙な違いがあり、使い方もそれぞれに特徴的なものがあります。

must は主観的な話し手の感情を込めることがあります。(自分の作った料理を前に)You must have some!「ぜひ食べて!」のように言ったりします。一方、have to は一般的な決まりのようなものがあるという意味で客観的なニュアンスで使われることがあります。肯定文での違いは微妙ですが、否定文になると全く意味が違います。must not は「してはならない」とちょっと強めの意味を持ちます。ところが don't have to は「しなくてよい」という意味になります。you need not.~「…する必要がない」と同じような意味です。

 

⏩ have to について

have to は[ to 以下の状況を have(抱えている)]ことから「~する状況がある」つまり「~する必要がある」という意味を表します。これに対して否定形の don't have to は[ to 以下の状況を don't have(抱えていない)]と考えることができます。「~する状況がない」つまり「~する必要がない」という意味を表します。

 

⏩ 相手への強制度

must > had better >have to >should > might want to

 

✅ おもてなし基礎英語 色々な言い回し

You don't have to decide now.:今決めなくてもいいよ。

You don't have to be nervous.:緊張しなくてもいいよ。

You don't have to wait for me.:私を待つ必要はありません。

You don't have to come.:来る必要はないわ。

 

✅ おもてなし基礎英語 フレーズを使ってみよう

A: Can I help carry this Luggage.

B: Thank you. But you don't have to do that.

A: OK. Tell me if you need help. 

 

🔊 発音のポイント 🎵

You don't have to…:[have to]の発音は「ハフタ(ゥ)」のように「ハフ」にイントネーションを置きます。


🔷🔹 基礎英語フレーズ ポイントレッスン 🔹🔷

📘 POINT①

You showed me the way after all. :あなたにここまで連れてきてもらった

show + 人 +  the way で「(人に)道を教える」なので、showed me the way で「私に道を教えてくれた」ということです。after all は文末に置かれると「結局」と言う意味になります。ここでは「何から何まで」とか「ここまで」的なニュアンスになります。

I'll show yo the way.:道を教えますよ。

 

📘 POINT②

We're good to go.:さあ、いくぞ。

be good to go は、「(主語が)これで全て終了、準備完了、行ってもいい、帰ってもいい、出発できる、始められる」といった意味で広く使われる日常表現です。

 


🔷🔹 おもてなし基礎英語フレーズ備忘録 🔹🔷

Impressive:印象的な/感動的な/素晴らしい

 

Four centuries:4世紀

 

I wonder ~:〜かなぁ

I wonder〜 は「〜かなぁ(と思う)」と、疑問を独り言のように言う表現です。後ろに疑問詞を使って、遠回しの疑問文にする場合もあります。ドラマの場合は、飛鳥が博多織の素晴らしさに感心している言い方で「すごいものだ、さらに知りたい」というニュアンスがあります。

I think I'll ~:たぶん私は~すると思う

「おそらく〜することになってしまう」ということです。

Let me buy you one.:君に買ってあげるよ

[buy :家族や友人におごる]

I’ll buy you a drink.:一杯奢るよ Let me buy you dinner.:夕飯おごらせて。

[It’s on me:気軽に「おごるよ」と言いたい]

It’s on me today!:今日は奢るよ The first drink is on me:最初の一杯は奢るよ

[その他にも]

I’ll get / I got it / I’ve l get.:奢るよ This round is on me.:奢るよ I'll treat you :奢るよ

I'll treat you to ~:~をご馳走する/奢る

 

おもてなしの基礎英語

井上逸兵(慶應義塾大学教授)

進行:ハリー杉山