いつからか、「人に対して優しくなりたい」とか。
「思い遣りと感謝を忘れずに生きたい」とか漠然と思うようになった。
昔は若気の至りで、かなり口汚い言葉も使っていた。
それに加えて地方の訛りもあるから、他県から来た人にはよく「怒ってるの?」と聞かれたものだ。
本人は全然そんな気はなかったんだけどね。
多分、人に対しての接し方、思いが変わったきっかけは、2003~2005年に起きた宮城県北部連続地震(⬅️皆覚えていないだろうな💦)と、2011年の東日本大震災と、2年前に入って辞めたブラック会社の顧客への営業対応をしてからだと思う。
地震や震災に関しては、本当に皆さんにお世話になりました。
借りていた家が半壊して引っ越さなくてはならなくなり荷物整理をしていた時、ボランティアで大学生が来てくれて、私の部屋にあった重い荷物をたくさん運び出してくれた。その時の優しさや笑顔に、萎えていた心が救われたのを覚えている。
その時に心に灯った温かなぬくもりはやがて「周りの人に対する思い遣り」というありかたに心の向きを変えたのだ。
そして、2年前の顧客に対する営業対応。
これこそが私の中で「こんな人間には絶対になるな!」という「反面教師」となった。
罵詈雑言、誹謗中傷。
この世のありとあらゆる暴言を一身に受けた。
ボロ雑巾のようになりながら、やる気も誠意もない営業のフォローをして、自分の仕事も毎日頑張って、それでも報われない。
地獄というものがあるなら、きっとあそこはそんな職場だった。
そこで人でなしの如く、理不尽に容赦なく浴びせられた暴言。
「自分さえ良ければいい」と考え、無理難題を強引に押し通す浅ましさに人の醜さのなんたるかを思い知らされた。
だから反対に、私はどんな時でも人に優しくありたいと思った。
あの仕事で、皆もそれぞれがそれぞれに一生懸命働いてくれているから、世の中が成り立っているのだと学んだ。
軽く思われがちなコンビニで働く人も、きっとたくさん覚えることがあるんだろう。
接客担当のあの人は、何時間立ってお客様に笑顔で接してくれているのか。
そんなことを考え出したら、感謝せずにはいられない。
職場で大変な思いをしている人がいたら、手助けせずにはいられない。
派遣は決められた仕事以外やってはいけないと解ってるのに、手伝わずにはいられなくなる。
我ながら損な性格だとは思うのだけれど…。
占いなんぞを見てみたら、私は慈愛精神の星を持っているらしい。自分は薄情な方だと思っているんだけどね。
宿命とか運命とかよく解らないけど、要は生きてる以上、何かの、誰かの役に立てたらそれでいいんじゃないの?
愛情は結局、愛情でしか満たされないんだから。