甥っ子は生意気なくらいグルメ。
廻らない寿司屋に行くと、こんな感じなんだって。
小学校3年生のガキがカウンターに座って早速、
『えっと~まずは、うに、いくら、次はトロちょうだい。』
父親も板さんも口があんぐり。
隣に座っていたお客は甥っ子の台詞に『ぶっ!』と吹き出した。
私の姉(甥っ子の母親)は料理がうまい。
食べることに関しての好奇心がかなり旺盛で、
家庭の料理はそれはもうバラエティに富んでる。
うちの親は飲食店を主に経営していたから、
私たち娘は店の本格的な味を堪能できた。
後に姉は男の子2人、私は男の子1人授かった。
食育というものに携わってみて思う。
女の子はある程度の味覚を養わないと将来的に困るかなと思うけど、
男の子がグルメになりすぎると逆に困るね。
料理人になるとか、家事ができる男になりたいのなら、まあ良いんだろうけど、
自分はできれば料理はしたくない、おまけに女房が食べる物に無頓着ときたら、
フラストレーション溜まりそう。
別にまずくはないけど、すごく美味しくもない。
浮気の原因その壱、「うちの食事はなにか物足りない。」
いつもいつも白いメシばかりじゃ飽きるんだよ。
時には食パンとかフランスパンも食べたい。
バカの一つ覚えみたいにお味噌汁ばかり飲むんじゃなくて、
たまにはコンソメスープとか、
ミネストローネだって食べたい。
刺身喰わしときゃおとなしいと思ったら大間違いだ。
世の中にはカルパッチョって喰いモンだってあんだぞ。
グルメな男は、高度な注文を女房にしたくなるに違いない。
女房は旦那にこう思う。
「料理は得意じゃないけど、なんでも文句言わず食べてくれる人であって欲しい。」
愚痴りはするけど、褒めてもらえるかなんて発想にない。
男は女房のマンネリ化したメニューに飽きて、飽き始めている自分と向き合うこと無く女房を放っぽらかして、夢を見ようと外に意識が向く。
後にどうなっていくのか、想像したくないのに、
どう楽しい方向に考えようとしても寂しい方向に転んでしまう。
浮気ばっかりしていたくそじじいは、私の父だ。
ちょっとトラウマになってるところも自分で感じる。
けれど、夫婦仲は、世界平和への第一歩。
世間に対して、何か自分にできることって考えるけど、
私にできることは、まずは夫婦仲良くすることだね。
注意、
これは自分への戒めです。
今の私は、良いシンガーになるより、
素敵な女、妻、母になりたい。