デンソーカップに行ってきました!! | 書き手 吉崎エイジーニョのブログ

デンソーカップに行ってきました!!




エイジーニョ・ブログ


日曜日の話になりますが。 「デンソーカップ」の取材に行って来ました。
日韓の大学選抜チームの対戦です。

結果は2-1で日本の勝利。
体格に勝る韓国がたびたび日本ゴールに迫りながら、延長後半に相手の隙を突いて、日本が決勝ゴールを決めた、というゲームでした。

日本大学選抜で気になった選手は、阪南大学の泉澤仁選手だった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120325-01096792-gekisaka-socc

決勝点を決めたから、という理由じゃなく、1点目に絡んだプレーがよかった。
日本にとって苦しい試合展開のなか、相手プレッシャーにやられて、守備ラインからのボール回しが乱れた。日本DFが苦し紛れに左サイドに蹴ったボールを、走りながらピタッと止めて、そこから最終的にゴールが生まれた。


日本は本当に押されていたから、試合の流れを決定付けるビッグプレーでした。

 

160センチ台で、高いアジリティを持つ選手です。アルビレックスのユース出身。「相手をぶっ殺す」くらいの気迫がスタンドにいても伝わるような、そんな選手になってほしいです!! サイズの小さな選手は、そこが命綱じゃないか!?

いっぽうで、ゲーム全般を見ると、これまでイメージされてきたような両国の違いが少しずつ無くなってきている、という印象でした。


日本の1点めは、相手のセンターバックのプレッシャーをはねのけ、ペナルティエリア内を突破したところから生まれた。くしくも先日のACL東京―ウルサン戦前に、相手の監督が「日本選手がフィジカルで劣るとはまったく考えていない」と言っていて、それをふと思い出すシーンでした。

いっぽう韓国の大会優秀選手は「技術ではまったく日本に負けているとは思わなかった」というコメントを残しています。

またそのいっぽうで、多くの選手はJリーグにポジティブな印象を持っていて、唯一のオリンピック代表FWパク・ヨンチは「実際にプレーしている選手から『パスの質がハンパない』という話を聞いている」とも言っていたけれど。

これらについての考察、拙著「日本vs韓国」にも書かせていただいています!!