CL決勝 試合後、パクは…… | 書き手 吉崎エイジーニョのブログ

CL決勝 試合後、パクは……

見ました!? CL決勝。


こちらは「寝て起きて見る」作戦ではなく、

「ずっと起きてて見る」やりかたで観戦しました。


一緒に観ていたブサイク友人が

「勝つと思うのはバルサだが、勝ってほしいのはマンU」

という予想をしていたが、言い得て妙だなと思った。


オレ自身、ギラヴァンツ以外ならバルセロナはすごく好きなクラブです。

高校1年の時、広島で「JALカップ」という大会のゲームがあり、

そこでバルサが初来日した試合を観にいった。はじめて海外のチームっちゅうものを観た。

クーマンとストイチコフがいたような記憶がある。


試合のパンフレットに「カンプノウは地下鉄の駅と繋がっている」といった話が出ていて

衝撃を受けた。すごい。サッカー専用のスタジアムと駅が繋がってるんだと。

スケールでかいと。社会科は地理専攻、地図大好きだった田舎青年にはものすごく響いた。

現在の職業を志す原点のひとつだったのかも、なんて思ったりします。

いまじゃ日本でも当たり前のことなんですが。東京には「国立競技場」という駅があるし。


マンUも練習場・クラブハウス・ホームスタジアムでの取材歴があって思い入れがある。

仕事柄(パクの関連で)、スカパー! での観戦もよくしているんだが、

パクを観つつも、(好調時の)アンデルソンを大好きになってしまったり。


まあ、いろんな思いを抱きながら観たゲームでした。


前置きが長くなりました。

パク・チソンの試合後のコメントをご紹介したかったのですが、韓国メディアによると

「ミックスゾーンでは話をせずにその場を去った」とのこと。


よほど悔しかったに違いありません。想像に難くない。


たびたびご紹介しているパク自伝には、

今後の夢として「決勝のピッチに立ってのCL優勝」、

「FAカップで優勝してウェンブリーでカップを掲げること」を挙げていたので。

いろんな夢を叶えてきたパクだが、決勝のピッチに立ってのCL優勝は叶っていない。

05年に移籍後、チームは3度のCL決勝進出を果たしたが、いまだ叶っていない。


そんな心情をより深く知っていただくべく。

「名もなき挑戦」、ぜひご一読を…


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