【速報】パク・チソン代表引退会見 本人の冒頭挨拶全訳!!
本日11時、ソウルの大韓サッカー協会にて
パク・チソンの韓国代表引退会見が行われました。
まずは、冒頭のパク・チソンによる挨拶文から翻訳してお伝えします。
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まずは韓国サッカーを愛して下さっているファンの皆様に感謝の言葉をお伝えします。
ファンの皆様の燃え上がる炎のような熱い声援と愛情にも関わらず、
期待されていたアジアカップ優勝を果たせなかった点に対して、
代表チームの主将として責任を痛感しています。
国民の皆様と、ファンの皆様の惜しみなき声援を受ける者として、
(ここ最近)多くの悩みと思慮の時間を持たざるをえない状況が続いていました。
しかし、アジアカップの終了と同時に私の代表チームでの歩みを整理し、お伝えすることとしました。
本日付けで、韓国代表チームから引退することを、お伝えします。
どの選手にとっても同じことですが、
私にとっても国家を代表するサッカー選手として活動するということは、
限りなき光栄であり、誇らしいことでもありました。
この点については、はっきりと申し上げられることです。
また、ファンの皆様の愛と関心により、
サッカー選手として多くの栄光と幸福を感じることができました。
にも関わらず、このような難しい決断を下さなければならない理由を申し上げるなら、
何よりも私の代わりとなる、輝くべき成長過程にある選手に道を譲らなくてはならないという考えです。
今回のアジアカップを通じても確信したとおり、
韓国サッカーにはク・ジャチョル(チェジュ)、チ・ドンウォン(チョンナム)、ソン・フンミン(HSV)
といった能力と情熱、そして潜在能力を見せてくれる多くの後輩がいます。
彼らが大きな舞台での経験を踏める機会を作り出すことは、先輩としての道理であると考えています。
私が21歳の時、2002年ワールドカップを通じて成長する機会を得たことを鑑みても、
世代交代を通じて後輩によい機会を持ってもらうことは、必要不可欠なことであると考えています。
後継の主将については、監督が決定することですが、
私以外にもキャプテンの役割をしっかりと果てしていける先輩や年の近い選手たちがいます。
心配はしていません。
どの選手が主将の役割を果たすことになっても、
代表チーム内のコミュニケーションの円滑さ、そしてチームメイトの結束は変わらないでしょう。
私は今日、韓国代表チームから引退し、代表のピッチからは去ることになりますが、
つねに韓国サッカーを考え、別の方向から(発展に)寄与できるよう、
新しい挑戦に挑むことになるでしょう。
その挑戦は、今よりも厳しい道のりになるかもしれない。
しかし諦めず、目標が達成できるようにがんばりたい。
サッカーファンおよび国民の皆様の引き続きの声援をお願いいたします。
いずれにせよ、今回の引退を理解してくださった大韓サッカー協会のチョン・モンジュン名誉会長、
チョ・ジュンヨン会長、チョ・グァンレ監督をはじめとしたサッカー関係者の皆様、
そして常に私に愛情を注いでくださり、
声援を送ってくださるファンの皆様に改めて感謝とお詫びの気持ちを表します。
そして、メディア関係者の皆様にも改めて感謝の言葉をお伝えしたいです。
以上