礒貝さんに会ってきた! | 書き手 吉崎エイジーニョのブログ

礒貝さんに会ってきた!


エイジーニョ・ブログ
静岡県藤枝市にて

1週間前の話になるんですが。

元日本代表の礒貝洋光さんに会ってきました。

ネット上で話題になっている「MY FC」の活動の一環で、「現役復帰」を目指すのだという。

http://supportista.jp/news/2402

(サカマガにも広告が出ています)

---------------------------------------------------------------------------------

「MY FC」(マイ・エフシー)とは、「サッカークラブ育成オンラインコミュニティ」のこと。

オンライン上の会員が、一人1票の投票権を持ち、まずは候補より運営クラブを決定。

その後、選手の獲得から試合・練習のスケジューリングまで、
クラブ経営に関するあらゆる決断を下すという企画。


つまりは、ネットユーザーが小口のクラブオーナーになるという企画です。
日本では初モノです。


運営候補もオンライン投票などを中心に選ぶとのことで、静岡県1部リーグの「藤枝ネルソンCF」が
候補に挙がっているのだという。

-------------------------------------------------------------------------------------

説明が長くなったが。


オレが大きな興味を覚えたのは、
「クラブオーナーになる」点もさるとこながら、

礒貝さんが、県リーグ1部で現役復帰をするかも知れないという点だ。

引退した元トッププレーヤーが下部リーグで現役復帰する。
ストイックな姿勢で昇格を目指して戦うのもいいだろう。

のみならず、もっと地域に顔を出していって、下部リーグのクラブの「核」になっていくことは難しいだろうか?
昇格だけを考えるんじゃなくて、地域クラブの顔としてプレーヤーの余生を過ごすという
やりかただ。

ドイツでもこういった例があった。

テストを受けにいった「ユンカスドルフ」というクラブには、かつてレバークーゼンでプレーしていた
という40代のGKがいた。


元1FCケルンのアントン・ポルスターというオーストリアのストライカーは、現役時代にすんでいた
地元の町内のクラブにポケットマネーで人工芝のフィールドを造ってあげていた。

「小口の個人スポンサーを募り、クラブを運営するというアイデアは自分自身も持っていた」
と話す礒貝さん。

こうも話していた。
「レッズを辞めたときは、オレから『辞めてやる』と言った。引退した覚えはない。だから今回は『再開』かな」

そうだ。「引退」なんてないんだぜ!


オレたちだって、もっとトッププレーヤーの見ていたい。
対決したり、一緒にプレーしたりという夢を見てみたい。


理想論だとは思うけど、理想を語らないとはじまんない。


礒貝さんのチャレンジからは、そんな希望を感じ取りました。
「MY FC」に今後とも注目だぜ!


エイジーニョ・ブログ
9番が礒貝さん。現役時代から30Kgオーバーとおっしゃっていたが・・・
「現役復帰宣言」自体がうれしいことじゃないか!