猛烈学生とボールを蹴る | 書き手 吉崎エイジーニョのブログ

猛烈学生とボールを蹴る


deco
「デコくん」と出会った



都内、ようやくボールを蹴りやすい気候になってきました。

今日は、半そでじゃちょっと寒いくらいだった。

いつもボールを蹴っている代々木小公園に顔を出すプレーヤーたちもぐっと増えてきた。


この公園では時折、その日初めて出会ったプレーヤーたちとボールを蹴る機会があり、

これがたまらない楽しみになっています。


今日は、ポルトガル代表・デコのユニフォームを着た、純情そうな若者と対戦の機会があった。


声をかけたら、いい感じで訛っている。

青森県から上京して半年、都内の某六大学の1年生なのだという。

大学新聞を発行するサークルに所属しているらしい。


オレは切り出した。「新聞でオレのことを書け」と。一面トップにしろ、と。

名を名乗り、連絡先のメモを渡した。


すると・・・


デ「あー、僕、読んだことありますよ!!! 知ってます。知ってます。

あのー、スペインとかに行くやつですよね!!!」


エ「そうだ。スペインでオレがプレーする企画だ」

(細かいことはツッコまず)


デ「ああああ、僕・・・試合中に蹴られましたよね。ありがとうございます。うれしっす。

マスコミに出てる人に蹴られた。また蹴ってください」


エ「大学新聞に書いてくれ。オレの本を宣伝してくれ。一面トップだ」


デ「ああああ、上の偉い人に聞いてみます。僕、載せられなかったらサークル辞めます」


エ「ところでキミ、10代だろ?」


デ「はぁ」


エ「せん○りは一日3回やりなさい。それくらいの勢いがなきゃダメだぞ」


デ「えーーっと、あんまりやりすぎると、風邪を引くのでやめときます」


たのんだぞ、デコくん!!

また、ボール蹴ろうな。