滞在5日め <プレーできず>
ちょっとずつ、疲れが出てきたのかな?
今日は少しペースダウンを感じる一日だった。
朝、昨日の公園に行ってみたが、少し寝坊してしまったため、10分ほどしかプレーできず。
7時すぎには、日が照り始め、お開きになってまった。
ここではノーゴール。
まぁ、今日は午後が「本番」だからね。
日本でいろいろとベトナム情報をご提供いただいたHIMAWARUさんの友人、
DUNGさんとの約束がある。
工場のチームでボールを蹴るのだと言う。
タクシーで25分ほど郊外に進み、たどりついたのが「サンバンドンホンフング」。
猛烈な、「サッカー公園」だった。
うわー、プレーしたいなと思った途端、DUNGさんが言う。
「ごめんね。今日は無理だ」
DUNGさんの工場関連どうしでリーグ戦を戦っており、正規メンバーしか出られないのだそう。
ああ、残念。
むこうも、まさかベトナムに来て数日のヤツがプレーしようは思っていなかったようだ。
左端がDUNGさん
このリーグ戦を見る限り、草サッカー環境じゃ日本は負けてると感じた。
だって、真剣勝負をやってるんだから。
ピッチの周りには、同じ会社の女性が囲んで、ワーワー応援している。
この時点で、負け。
だってさ、プレーを女の子に応援してもらうのって、プレーヤーにとっては至極の時じゃない。
日本じゃ、あんまりないぞ。
チームには監督がいて、いちおう選手起用についても考えているようだった。
さらにさらに、審判がいるからね。
ピッチ上でも、ちょっとした小競り合いがあるし、オフサイドの判定で意見を言い合ったりしてる。
ドイツみたいに、大喧嘩にはならないけど。
とにかく、真剣に戦っているのが分かる。
これが、ド下手プレーヤーにとっては、もうひとつの幸せなわけ。
ムキになって、「ランナーズハイ」の状態になったときって、ホントに面白いもんね。
東京じゃ、仕事とピッチの切り替えがなかなか難しいもん。
なんか集中できないなって時、結構ありませんか?
これぞ、アマチュアプレーヤーが抱える宿命なんだけど。
試合は1-0でDUNGさんのチーム「ポリオバック」の勝ち。
試合後、市内の食堂に行って大祝勝会が繰り広げられた。
チームのみんなは、すぐにこちらを迎えてくれ、大ドンちゃんさわぎ。
向こうからグラスを持ってきてくれて、乾杯しようとしてくれるんだよね。
「来週はプレーできるから」と声をかけてくれた。
すんごく楽しい時間だった。
ただ、豚肉の内臓系の料理がメインで、どうしても手が出なかった。
おなかを満たすために、つきだしのピーナツを食べていたら、少し腹の調子がおかしくなった。
帰り道には、タクシー運転手がホテルの位置を知らず、市内をぐるぐる30分ほど回るハメになったしね。
ちょっと、停滞したかな。
そんな5日めでした。
―ここまで、3/10ゴール―
DUNGさんが試合をした、横のピッチで「入れてくれ」と頼み10分ほどプレー。
GKしか、やらせてもらえなかった。
飛び込みで試合に入れなかったのも、今日が初めて