第21節 VorgelsangⅠ戦 ●0-6 | 書き手 吉崎エイジーニョのブログ

第21節 VorgelsangⅠ戦 ●0-6

IMG_0621 Web 表示用 (大)

エイジーニョがマークを振り切られ、この日4点目を決められる


前半45分は、ゲームプランどおり、ひたすら守り抜く作戦が成功した。  

しかし、後半開始早々の失点により守備陣が崩壊。

前期の戦いを思い出させる、悪夢のようなゲームとなった。  


右DFのアリが負傷のため、前節に続き欠場。FWミヒャエルの遅刻により、ハディが入る。

前節と同じ3-5-2システムで、9日現在6位のVogelsangを迎えた。  


IMG_0476 Web 表示用 (大)

中村俊輔気分で左足を振りぬくエイジーニョ


0-0で迎えた後半開始早々、試合を決定づけるシーンが訪れる。  


キックオフ直後のプレーだった。

VogelsangⅠは左サイドのMF(ミゲル)とDF(エイジーニョ)の間に山なりのボールを落とす。  


ミゲルは後方にマークを引き渡そうとしたが、エイジーニョとの意思の疎通を欠き、相手右MFにペナルティーエリアへの侵入を許す。  


マンマークを捨て、スペースを消しに掛かるエイジーニョ。

タックルを仕掛けたが、ボールがこぼれてしまい、相手の足元へ。センタリングを許すと、そのまま相手FWが軽く足に当て、先制を許す。 この失点から、チームは脆くも崩れ去った。  


5分、ペナルティエリア正面のFK。GKサシャの正面に飛んだシュートは、脇をすり抜け0-2。  


10分過ぎ。ゴール前正面で、9番にシュートを許す。正面に立ち、マークについたエイジーニョとティムは、シュートコースを狭めることすらできず、0-3。  


15分。カウンターを浴び、エイジーニョが相手9番との1対1に敗れ、独走を許し0-4。  


25分。リベロのフローリアンが攻撃参加したあとにカウンターを許す。右サイドをきれいに崩され、0-5。  


40分。左サイドを破られると、センタリングから決められ、0-6。  

後半戦再開後は、中位圏のチームに検討してきたものの、この日は自滅パターンに陥った。 

後半開始早々の失点からチーム全体が前のめりになり、ボランチが空洞化。リベロのフローリアンが攻撃参加したあとは、エイジーニョらDF陣が1対1にことごとく負けた。試合後のロッカールームには悲痛な雰囲気が漂った。  


ズッド・ヴェストは勝ち点9の最下位のまま変らず、いよいよ降格が現実的に。他会場で降格を争うOssendorfⅠが0-9、Ehrenfeld65Ⅱが1-6と同じく大敗を喫したことが唯一の救いとなった。



IMG_0484 Web 表示用 (大)

ラグビーまがいのタックルを披露。前半はなんとか相手を封じたエイジーニョだったが・・・

IMG_0509 Web 表示用 (大)

腹の出た主審。意外に運動量が豊富で、危惧されたオフサイドの見落としはなかった