国内でのプレー | 書き手 吉崎エイジーニョのブログ

国内でのプレー

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代々木小公園でプレーするエイジーニョ

24日は、東京時代の所属クラブ、FC BASE(ごく普通の草サッカーチーム)の練習に行ってきました。
1部リーグでプレーする海外組たちも、たまに帰国時にJリーグの練習に参加したりするんだけど、

1度練習に参加しただけでびっくりするほどの発見があるもんだ。

 
気心の知れた仲間とだったら、ものすごく積極的にプレーできた。忘れていた感覚でした。

ドイツでは、試されている立場だから、ひとつミスをすると、萎縮してしまい、どんどんプレーが小さくなっていたんだと思う。 


原因は怪我による不安もあったけど、これは治癒すれば消えるもの。

オレの根本的な問題点はチームメイトとのコミュニケーションにあったんだと思う。

お互い分かり合えているという安心感があれば、ミスしてもすぐに頭を切り替えられる。

ドイツでの最後の数週間は、完全に自分のプレーのことしか考えられなかったので、これは強く反省。

ここでももちろん、しっかりとドイツ語の勉強は続けます。


あと、東京が素晴らしいのは太陽がしっかり照っていて、温かい気候のなかでボールを蹴れること!! 
ドイツからすると、ここは南の島のようなもんだ!!


思うに、体験したことのない向こうの寒さにも参っていたのだ。

今まで取材をしていて「Jリーグのブラジル選手が日本の蒸し暑さに閉口している」なんて話を何度も聞いたことがあるけど、その心境がホントによく分かる。体験したことのない気候というのは、まったく対処法が分からないものです。


ドイツの寒さの場合、屈強といわれるあの国の人でさえ、12月下旬から1月いっぱいはリーグを中断してしまうほど厳しい。ホント簡単に「寒い」という理由で練習も試合も中止になっていった。九州育ちのエイジーニョには、かなりキツかった。日照時間も短く、9時過ぎにやっと太陽が上がって、3時には傾き始める。


ドイツ人には、盛大にクリスマスを祝うなどして、冬をやり過ごす生活の知恵は蓄えられているんだけど、基本的に家族や恋人と過ごすことが前提となっている。


よって侘しさ倍増、帰国に至りました。もし、2年や3年の契約なら寒さに慣れるために、冬を耐え忍んだかも知れないけど、1シーズンのみの挑戦なので、すぱっと逃避してしまおう、と!! ドイツの冬には、あっさりと負けを認めるしかない。
 
おい、なんだよ、日本に帰ったんならアホになりきって休めよなんて自分に対して思うけど、まぁ現状に満足が行っていないのだから仕方がない。ここで出来ることをやって、春の到来を待ちます。
 
26日には、足首の診断を受けに病院に行き、週の前半に営業活動を続けた後、年末年始は実家のある福岡に戻る予定です。


ikuradon

ブレイク・タイムに、いくら丼を食する

母国を愛する気持ちは忘れない。

497カロリー。