W杯開催都市・ドルトムントに行ってきました | 書き手 吉崎エイジーニョのブログ

W杯開催都市・ドルトムントに行ってきました

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今週末は、クライスCのリーグ戦はお休み。
リフレッシュするのにちょうどいい機会なので、大学の後輩・ヤスと一緒に、ドルトムントに行ってきました。
ブンデスリーガの試合観戦がてら、ワールドカップ開催地の偵察に行こうってワケ。


ヤスというのは、エイジーニョの母校・大阪外大ドイツ語科出身で、今は外務省勤務の野郎。
研修のために、現地ボンの大学に留学している。大学時代に同じサークルで知り合ったのだ。


この週末は、ちょっとサッカーのことを忘れたいな、という気持ちもあった。
しかしヤスは、交通手段の手配から、試合のチケットの予約、はたまた、現地に地ビールがあることまで全部調べ上げてきた。反論することもなく、その手にのる。


ケルンから、電車で2時間弱。
ルール工業地帯の中心都市では、意外な巡り合わせもあったぞ!!


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中央駅前。ドイツ各都市の中央駅は中心街と離れていることが

多い。ここも殺風景だったぞ


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ケルンからの移動時間はだいたい2時間。9時半ぐらいに出発するとちょうど昼飯時だった。

早速、市内で始まったクリスマス市の屋台で軽くパクつく。

左は、マッシュルームとたまねぎを、ブラウンソースに和えたヤツ。アクセントはクリームソース。

ブラウンソースの苦味と、たまねぎの自然な甘味が、ホクホクとした食感を引き立てた。

右は、なんと、肉まん・あんまんの皮の部分にカスタードとチェリーのソースをかけたやつ。

あんまんの食感はほっとするが… 2人~3人でシェアして、2口ほど食えば十分。甘い。


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ケガが治りますように。食後の祈りを欠かさぬエイジーニョ。

求道者である


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所変わって地ビールを。ケルンのやつよりも日本の味に近い。

あまり呑めないエイジーニョは、お酒の味は上手く表現できない。

同行したヤス曰く「ホップが効いてますね~」だって。


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スタジアムに向かう。なんじゃー、この空の感じは。

みたこと無いぞ。晴れるか、雨かどっちかにしろ。

なんだか遠くに来たという思い

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スタジアム外観。ちと分かりにくいが


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中に入った。 ゴール裏の観客席がでかいスタジアムだった。


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試合は、2-0で地元ドルトムントが勝ったぞ


スタジアムはキャパも多く、スタンドの傾斜も急だから試合が見やすくて素晴らしい。

んだけど、屋根でスタジアムの全景が見渡せないというのには、慣れない。

空が全く見えないから、昼なのか夜なのかも分からないし、スタンドの反対側の反応が分からない。

なんとなく圧迫感を感じるんだよね。


2年前に行った、アムステルダム・アレーナでじも同じことを感じたな。

冬の空なんて、見なくてもいいってことか?

「ピッチに集中できたほうがいい」っていう考えか? 

時間を作って、じっくり考察したいもんだ。


さらにさらに、ここには暖房施設が無いのはつらかった。

座席か屋根の部分に、ガンガン暖気を通してもらいたいもの。

最低でも、スタンド裏の通路には欲しいが、両方ともなかった。

まぁ、夏に開催されるワールドカップ観戦には、関係ない話だけど。


sel

スタンドで、あらっ? と思ったのが、このおっさん

中村俊輔のセルティックのユニフォームを着ている。

他にも何人かいたんだよね。 理由を聞いてみた。

「66年のカップ戦で両チームが対戦した。歴史に残る名勝負になったんだ。

それ以来、友好関係が続いている。ナカタ、ナカタは素晴らしい。

今、どこにいるんだ?ん?ボルトン? あーそーか」

だって。俊輔のことには、ノータッチだったけど?

それにしても、66年以来の関係とは!! 日本ともちょっとしたご縁を感じたので、嬉しかったぞ。

詳しい歴史のことは、おいおい調べときます。


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こういうのも売ってたぞ


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んで、この日の最大の戦利品

旧東ドイツ代表を応援するマフラーです。12ユーロ(約1700円)也。

スタジアム近くのバッタもん売り場で見つけた。即ゲット。

スタジアムでは、「なんだこれは?」と聞かれて、広げて見せると

バカうけだったぞ。

ちなみにエイジーニョの十八番ギャグは「北朝鮮アナウンサーのモノマネ」であるが、

これを韓国でやると、相当嫌われる。