リーグ戦 第6節 NippesGW戦
初のアウエーゲームです。
選手登録は終了していないけど、サインは済ませているので、登録メンバーといっしょに試合前2時間前にクラブハウスに集合し、車で15分くらいの試合会場へ。
結果は1-2の負けだった。
でも、すんごくいいものを見せてもらったぞ!!
会場の入り口にあった掲示板
本日の対戦カードが書かれてて、「Borussia HohenlindⅢ」とある。
すんごく、テンションが上がってきた。
まぁ、オレ自身はベンチ外なんだけど・・・
試合会場に入った
うわー、今日は天然芝での試合だぜ!!
と、思いきや、会場は横の土のグラウンドでした・・・
前座試合か? ウチより一つ下の、クライスD(11部リーグ)
が試合をしている。 んで、いつもの風景が。
ボールを止められないから、相手の体ごと止める。
これが、クライスリーガの理なのだ。
んで、文句は言いまくる
主張は、すべき。
言わなきゃ、損。
言えない奴は、愚鈍。
それくらいの世界なのだ
レベルの低い11部の奴らは去り
メーンエベンターの10部の登場です。
緑がウチ。んで、後ろのほうに見えるのは・・・観客です。
オレも試合に出たい!!
今まで人に応援されてサッカーしたことなんて、ないからね
ウチのチームは監督が不在で、ちと出足が悪い
開始直後にPKを取られたが・・・ヘンリックがストップ!!
リズムに乗るかと思ったが、その後またFKを取られ、
あっさり先制される。完全にアウエーの雰囲気に呑まれてる。
0-1のまま、ほとんどチャンスを作れずに試合が進む。
ベンチで不安そうに試合を眺めるエイジーニョ
ここが低位置になりませんように!
DFのクリアがどんどん横のグランドに飛んでいくので、
球拾いを頑張った。
言葉が話せないから、チームの力になろうという姿勢を
見せなくてはならない。ただし、やりすぎは禁物。
媚びてると思われたら、逆効果だからね。
さじ加減がすんごく難しい。
ベンチの後ろでは・・・先週、ホームゲームにも来てたおっさんが
ウチのトップ下のフェリックスに「そこじゃ、オフサイドになる」なんて
指示を出してた。サポーターらしい。
毎週くるの?とチームメイトに聞いたら
「交通手段が自転車だから、近くにしか来ない」んだって。
70分過ぎまで、スコアは動かず、0-1
ボルシアLHは、ほとんどノーチャンスのまま試合が進む。
GKのヘンリックの攻守で、なんとか凌ぎきっているという感じだ。
そんな矢先、奇跡が起きた。
DFのマーチンが左サイドをオーバーラップすると、ちょっと相手とぶつかった。
んで、大げさにコケたら・・・PKだって。
会場騒然、ピッチは大混乱。
ストライカーのイリアが決めて1-1に。
よっしゃ、引き分け狙いだ!! エイジーニョは、球拾いを一切止めた。
ところが・・・
終了直前にペナルティエリアのすぐ外からのFKを決められ、
1-2で負けてしまった。
バカスカとボールを蹴りあった試合は、結局
PKとFKで決着がついたのだ。
んで、納得の行かないチームメイトが、試合後に審判に抗議する。
まあ、怒ってるとかじゃなくて、淡々と議論しているという雰囲気。
古典の先生風の審判も、整然と自分の主張をする。
しつこく抗議を続けるのは、トルコ系のハカン
おい、もう日が暮れ始めてるぞ。
30分くらい話してる。審判も「じゃあ」って言って、適当に引き上げりゃいいのに
徹底的に議論に付き合ってる。じつにドイツ的。
この試合は、引き分ければ100、負けりゃゼロという試合だったしな。
とにかく、すんごくいいものを見せてもらった。
クライスリーガとは、「町内対抗サッカー大会」が年がら年中続いてるようなもんだ、
と感じたのでした
夜、家に帰って、ソファーの上でウトウトしていると、テレビでハンブルガーSVの試合をやっていた。 TAKAHARAが出ている。
ああ、向こうも頑張ってるなぁと思った。
俺の10部と彼の1部はつながっているんだ。
なんて思ってるうちに、そのままソファーで眠りに落ちた・・・