ここずっと一人で生きてきた
他人に頼らずやってきた
誰にでも、自分らしくなれる一人の世界ってのがある
俺の名前を呼んでいるのかい？
俺と連絡を取ろうとしているのかい？
俺に手を伸ばしてくれているのかい？
俺が君に手をのばそうとしているように、、、、
ただ落ち込んでいるだけさ、そこから立ち直れそうにないだけさ
この丘をどうしても乗り越えたい、この穴からどうしても抜け出したい
傷つくこともあった、重荷にも耐えた、転ぶこともあった
だが立ち上がった
しかしあのスパークをもう一度感じてみたい
マイクをもう一度握るための、あの衝動だ
いつ、どこで、なぜ、こうなったのか分からない
また意識が遠ざかり始めてる、だから俺はペンをとった
この怒りをどうにかして発散させるため、どうしても認められなかった
「もうラップは辞めたんだ」という事実を、受け入れられなかった
俺には別のはけ口が必要なんだ
生きていれば、受け入れ難いこともある
だけど同じ場所でずっと、寝転がっていることも出来ない
悔やんでばかりいられない、しかしひとつだけ確かなことがある
俺の後を継ぐのは、相当タフなことだろう
俺の後を継ぐのは、相当タフなことだろう
俺の後を継ぐのは、相当タフなことだろう
明日になれば、俺はもういない
俺のことを知るためには、1000マイル歩くんだ
俺の靴に履き替えて歩くまで分からねえだろう
俺がおまえとなり、お互いの立場を入れ替えてみようじゃないか
おまえの苦しみを味わってやる、だから俺の苦しみを味わってみろ
お互いの頭の中に入っていゆくんだ
お互いの目で物事を見れば、どんなものが見える
他人に「おまえなんて美しくないなんて」なんて言わせんな
ウォゥ他人なんてクソ喰らえ、ただ自分に正直でいればいい
そうだ、、、、
ユーモアのセンスが色あせてゆくように感じんだ
全てに神経質で陰鬱で
人の多い部屋に入った途端、どうしても気温を確かめちまう
全員の視線が俺に降りかかっているように感じるんだ
それに俺はアイコンタクトを避けようとしてる
目を合わせでもして、会話を求めているなんて思われたくない
これ以上注目なんてされたくない
俺はただ「おまえ」のようになりたいだけ
人ごみの中にまぎれ込んで
そのあとは間近くのトイレにこもっていたい
一日中オレの後をつけオレのケツを拭いてくるような召使いなんて要らないし
面白くもねえオレのジョークを
一つ一つ愛想笑いするような奴も要らねえ
「ハッ！マーシャルおまえは面白い奴だ、コメディアンになれるぞ！」
哀しいかな、オレはコメディアンにしかなれねぇ
仮面の裏で涙を流すピエロさ
で、そこに座って、オレの話を聞いてくれるのか？
どうやら、立場なんて逆にする必要もないみたいだ
1000マイルなんて歩いてもらわねえでいいよ、、、、
つらいことだらけのこの人生、誰に頼まれて生きているわけでもない
ただ与えられたカードを自分なりに並べ替えるだけ
誰も助けてくれない
同じ場所で寝転がって、糞して、文句言ってることもできる
逆に自分に置かれた状況から立ち上がり
自分でつかんでゆくこともできる
幼い頃からオレは、荷物をまとめて、親父が迎えに来てくれるのを
ジッと玄関先で祈って待っているような性質じゃなかったんだ
どうせ親父は永遠に迎えに来ることはなかっただろう
どこでもオレは、周りに馴染もうとした
どの学校に転校してもそうだった
「イケてるヤツ」と呼ばれたかった
たとえ馬鹿馬鹿しいことをしてでも
エドナ叔母さんはいつも言っていた「そんな顔してると、そんな顔の大人になっちゃうわよ」
オレは舌を噛みながら喋ろうとした
果てに凍り付いた道路の止まれの文字をナメさせられた
それが八歳の時
いい勉強になった、あれから友達の前で見栄を張るのをやめた
しかし今までもオレは自分の人生を語ってきた、時には他人の視点から
人が違えば、見方も違う、おそらく120%視点が違うだろう
どうやらお互いの靴に履き替えて
最低1マイルは歩く必要がありそうだ
おまえの靴のサイズはなんだ？オレのサイズは28㎝だ
おまえの足にフィットするか、見てみようじゃねぇか、、、、
ここずっと、一人で生きてきた
他人に頼らずやってきた
誰にでも、自分らしくなれる一人の世界ってのがある
オレの名前を呼んでいるのかい？
おれと連絡を取ろうとしてくれているのかい？
オレに手をのばしてくれているのかい？
オレが君に手をのばそうとしているように、、、、
オレの子供たちへ
強く生きろ、パパはもうすぐ帰るからな
そしてこの世のみんなへ
神にもらった靴が自分の足にフィットするのなら
それを履いて歩けばいい
自分らしくいればいいんだぜ
それを誇りに思ってればいい
クサイこと言うかも知れねえが
他人に「おまえは美しくない」なんて言わせんじゃない
