以下、みんカラの投稿より

 

フォルクスワーゲン会長フェルディナント・ピエヒ主導による高級化路線の影響を受けたモデル。
塗装やボディパネルの継ぎ目、各パーツの組み付け精度など内外装ともに品質が格段に向上した。
全幅は1,700mm超となった。
プラットフォームはフォルクスワーゲン・ボーラ、アウディA3、TT、シュコダ・オクタビア、セアト・レオンなどと共通。
全体に純亜鉛メッキを施され、高張力鋼板を多用、それをレーザー溶接で接合する事から飛躍的にボデイ強度や安全性が高まった。
一部のグレードは旧東ドイツのモーゼル工場製がある。
ドイツ統一後の東側地域産業復興の象徴としての製造もされた。
ニュービートルに次ぐRラインとして設定されたR32は本モデルより登場し、日本へは2ドア(左ハンドル仕様)が500台、4ドア(右ハンドル仕様)が400台の限定にて輸入された。
初期型のアウディ製1.8リットルDOHCエンジンを搭載したグレードは好評であったものの、高コストな5バルブエンジンであったこと、日本の道路事情を考慮してATとのマッチングを重視したこと等から、初回のマイナーチェンジで、旧世代の低回転域トルク型2.0リットルSOHCエンジンに変更されたが、一部の自動車評論家に酷評された(ゴルフIIIではカウンターフローだったものを、クロスフローに改良した後方排気エンジン)。

13台目です。
オデッセイからの乗り換えで、自身初の輸入車でした。
輸入車への関心はかねてからありましたし、一度は乗りたいと考えていました。
国産車とは一線を画す走行安定性は大きな魅力です。
いろいろと思案している中で、地元の中古車店でこのGTIが売りに出ていたため、さほど予備知識もなく購入しました。
そして結局、10年間乗ることとなりました。
最初の試乗で、カタログ数値以上のパワーを感じ、取り回しはよく、好印象でした。
最初はノーマルで乗るつもりでいましたが、社外パーツもたくさんあり、徐々に弄ることになっていきました。
結局、あれもこれもと弄って、ドレスアップやライトチューン感覚では、全てやり尽くすほどに没頭しました。
しかしながら、トラブルは非常に多く、経年とともに財布が厳しくなったのも事実です。
この初期型のゴルフⅣは歴代の中でもトラブルが多いということも学習し、輸入車特有のマイナス面をすっかり熟知し、よく言えば学んだ車であり、悪く言えば随分とハズレを引いたものだと後悔したものです。
それでも、この車を乗り続けたのは、初期GTIにのみ設定されたガンメタ色、純正で前後レカロシート、BBSアルミ、8スピーカー装備など、何かと満足させられるオンリーワン的な要素も多かったからです。
先に述べたとおり、一番には車検整備以上に費用がかかることとなり、10年という区切りで手放して、クラウンへ乗り換えました。