リードバルブ実験②CR80リードバルブ ボルトオンスペーサー+パチForce3(´∀`) | NS-1 整備&チューニング記録

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2018年夏頃より吸気系パーツの設計・製作を開始。
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こんにちわ

 

リードバルブ実験② です。

 

CR80用の大型リードバルブを、NS系のエンジン「無加工」で取り付けてみよう!というものです (`・ω・´) 

通気経路は伸びてしまうけど、エンジン無加工で大容量リードバルブを装着が出来るお手軽パーツ、のつもりです (`・ω・´) 

 

使用するのはブログに何回か登場したパチForce3(VForce3のC国バッタもん)と、

これの為に作成した、ビッグリードボルトオンスペーサーです (`・ω・´)

このスペーサーは

・取り付け口が高さ48mm×幅47.5mm

・奥行きが37mm

あり、通常エンジン加工しないと取り付け出来ないCR80系リードバルブを、ボルトオンで装着できます (`・ω・´)

(多分ですが…。CR80用リードバルブがもっと大きい、という事は無いかと思います…)

 

ノーマルのシリンダーの幅は狭く(46mm位だったかな?)市販のスペーサー(奥行き10mm)を買ったところで、面倒なシリンダー切削から逃れる事はできません (´д`)

 

シリンダー接続部分は、ノーマル形状に合わせたサイズとなっており、徐々に絞っていく形状になっています。

 

検証するのは

①耐熱性(一応200°程度まで対応材料)

②性能

の2点です。

 

いつもは液ガスは使ってませんでしたが、今回は完全に気密性を保つため、キタコの使い切りガソリン対応液ガスを使用。

乾燥も早く、使いやすかったです。

 

取り付け後、基本ゆっくり2~3時間走行。

まずは検証②の性能から。

 

・アイドリング

 ノーマルに比べ、弱々しくなりましたが、安定はしておりエンスト、という事はなかったです。

 通期経路が長くなった事が原因かな?とも思いましたが、低回転の走行は以外にもノーマルと大して差がなかったので、カーボンの羽がめっちゃ固いせいかな?

 

・極低回転(2000~3000位)

 これはトルクが無い感じです。

 信号待ちで先頭になったとき、半クラなしのスタートがちょっと辛い感じです。

 

・低回転(3000~6000位)

 この辺はなかなかいいです (・∀・) 

 通気経路の長さが影響して悪化する懸念をものすごくしていましたが、全然問題なし!でした。

 街中で最も使用する回転域なので、個人的には重要です。

 大きなネガではありませんが、ノーマルよりは多少劣ります。

 

・中回転~高回転(6000~13500位)

 この辺は流速や流量も上がり、多少経路が長くなったところであまり影響がない、と思います。

 とりあえず回しましたが、いつも通りスムーズに回り切ります。

 パチForce3で吸気断面積が拡大したことによるパワーアップですが、十分テスト出来ておらず(街中ですし)、なんとも言えませんが、

 メーター上確認できた事として、バキューム・ブースト計がいつもより1割増くらい振れていました。

 (容量の増大で、流量と勢いが増えた為かな、と思っています)

 トルクが強くなっている感じもしますが、おいおい確認したいと思います。

 

検証①の耐熱性ですが、

 走行翌日ボルトを締めなおすと、ほんの少しゆるくなっていたので、熱で少し収縮した?かもしれません。

 少し時間をかけて、問題有無を確認していく予定です。

 

今回は懸念していた、低回転域の実用性に問題無いことが確認できたので、このまま検証を続けていきます (´A`)