本日は、納骨棺(カロート)お骨を納めるところから水が湧いているということで改修工事の依頼を受けました。
その墓地は山を切り開いた所なので場所によっては、雨の後などに水が湧いてしまうということがおこってしまうようでした。
まずは、お石塔を全て外してカロート全体が見えるようにしました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140519/18/eiji-2728/dc/c3/j/t02200165_0800060012946350748.jpg?caw=800)
既存の納骨棺の棚部分が不要になりましたので取り除きました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140519/18/eiji-2728/9d/f0/j/t02200165_0800060012946350749.jpg?caw=800)
上から見た状態です。
見えている底から多いと20cmぐらい水が湧いている時がありました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140519/18/eiji-2728/24/81/j/t02200165_0800060012946350750.jpg?caw=800)
改修方法は、納骨棺の両脇に新たに水が来ない場所まで薄い御影石を貼り付けて
その上に2枚の蓋をするという方法にしました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140519/18/eiji-2728/aa/80/j/t02200165_0800060012946355248.jpg?caw=800)
写真の御影石は納骨棺に固定してしまい。
手前の空いている部分にもう1枚御影石を乗せてお骨を土に返す際に
すぐ開けられるような仕組みになっています。
また、もとあった状態にお石塔を乗せて終了!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140519/18/eiji-2728/cf/6b/j/t02200165_0800060012946358030.jpg?caw=800)
以前、墓石はセメントで接着されていたのですが今回はシリコン系の接着剤を使用しましたので耐震性の面でもよくなったと思います。
この方法ですと、お石塔を1度バラさなければなりませんが、大掛かりな工事ではなく
1日で工事が完了できまた水対策には効果的だと考えられます。
納骨棺内部では湿気は多いでしょうが、地上に出ている岡カロートといった施工方法より
石材を使用しない利点があります。
墓地で湧水で困っている方は1度 こちら までご相談ください。