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パウエル会見について

日本時間31日4時18分に終了した議長会見についてはですよ、そのまま書いても良かったんだけど、スクロールが長くなるので(長いのはあまり好きじゃない)、新規に更新。

 

声明文に関してはほぼ予想通りだったでしょう?会見についても彼の言いたげな事は大体予想の範囲内に収まる事が多い。彼は大胆でなく、どっちつかずの曖昧さを重視する傾向にあるので。

 

で、自分が見た限りで、自分なりの認識でパウエル会見要旨は以下かな?

 

今回の予防的利下げは米中貿易摩擦に対応するものであって、米経済は依然好調、よって長期的利下げ局面に入ったわけではないしかし不測の事態が発生すれば当然対応(利下げ・緩和)する。

金融政策は良い状態にあり、政策スタンスも適切な状態にある。将来的に利上げの可能性はあるものの、しかしそれには著しいインフレ率上昇が必要。

 

つまり本人としては4回も連続利上げをしたくない、株式だって経済統計だって好調でしょう。利下げする必要がどこにあるのかと。しかしトランプがうるさいから声明や発言に気を使っている、という事。実際にやるか否かはわからないが、12月利下げは現在ではしたくない。(というのが本音) ここでは上記赤文字がもっとも重要なわけです。

 

声明&会見後、米債券市場では株式市場より賢明なトレードが目立ち、全般的に債券は買われ、利回り低下が顕著だが、特に目を引くのは長期金利(10年債利回り)の急低下で、今回の結果で1.800%を割り込んだ。

 

通常、このような環境であれば、株式などのリスク資産は高値圏(ダウ平均でいえば27,200ドルあたり)でピークアウト、といったところだが、注目の会合後という事で、株式と債券市場で温度差がありそうだ。期待に依存した浮かれ気分(株式市場)と地に足がついたトレード(債券市場)、と温度格差を感じる。

 <※これは政策に限った話で、いわずもがなあとはマクロ統計や対中貿易摩擦の行方次第>

 

今回の会合から見るに、よほどの事がない限り12月利下げは無いように思える。(思えた) 債券市場はそれを即座に反映しており、イールドカーブ全体が一段下方シフトしているでしょう?為替レートでいえばドル円レートは109‐110円へのリスクオン、ってことは無い。米債券利回りが即座に10月打ち止めを感じ取ったのであれば尚更の事である。疲れたー

 

 

 

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