為替報告書からロシア疑惑詳細版、マクロ資料について
為替報告書と為替条項の話題が過ぎた後にはマクロやベージュブックが注視されているが、仮に好調な結果・ニュアンスだったとしても、トランプの圧力に硬直したようなドットプロットの印象が強すぎて、ドル相場への影響は限定的になりそうな気配。
そんな中、民主党から波紋を投げかけられたようなロシア疑惑の捜査報告書公表に進展があるんだとか。
米ロシア疑惑の捜査報告書、全体版を18日公開へ 一部黒塗り
【4月16日 AFP】米司法省は15日、2016年米大統領選挙でのドナルド・トランプ(Donald Trump)陣営とロシアのつながりを捜査したロバート・モラー(Robert Mueller)特別検察官による最終報告について、一部に不開示処理を施した全体版を18日に公開すると発表した。400ページに及ぶ全体版の公開は、要約版の公開から3週間余りで実現することになる。(中略)
一方でバー氏は、司法妨害の証拠の重みについてモラー検察官自身は判断を示していないとも言及したため、報告書が本当に大統領の潔白を証明しているのかどうか疑いが生じている。このためバー氏は要約版の公開以降、報告全文の公表を求める圧力にさらされてきた。 バー氏は、公開する全体版はあくまでも、情報機関からの情報やモラー氏が招集した大陪審から得られた機密情報を黒塗りしたものにとどめると強調している。(AFPから部分抜粋)
ということで、進展といった手前あれなんだけど進展ならずといったところ。逆イールドが発生し一過性の下振れが発生したのは間違いないんだけど(110円割れ)、当面はマクロや公表資料を流し見する展開か。
ドル円レートは3月FOMC声明発の逆イールドを経由して元の位置に戻ってきたという、(今振り返れば)シンプルな展開のように映る。
平穏なら平穏で逆イールドからの是正、つまり何もなければ緩やかなスティープニングが起こる傾向にあるんだけどドル円相場に影響を及ぼすようなベアスティープニング、という感じではない。一過性のショックからの是正というか。
為替報告書も為替条項、そしてロシア疑惑報告書の詳細報告も特にサプライズはないように思え、前述のようにマクロに至ってはドットプロットの結果によって関心が薄れインパクトが弱くなっている。(ただそれだけにロシア疑惑詳細報告書でまさかのネガティブサプライズがあればドル円は反落、しかし長官が長官だけにそれはない)
つまり材料は豊富に見えるが退屈な値動きなんじゃないか、という事です。