「霧掛かる金融市場」 | ニューノーマルの理 (ことわり) Powered by Ameba

「霧掛かる金融市場」

金融市場には、不穏な先行きを示しているのか否かは分からないが、「黄色のシグナル」がチラホラと点灯しているように思える。


今晩からの米統計は、そこそこ堅い結果が出てくるだろうが、市場予想を多少上回ったとしても、市場がそれらをどこまで好感するかは分からない。


来月4日の日銀政策会合は、一層の円安トレンド演出どころか、市場の塞き止め的位置付けになるかもしれない。

そして同日には、ECB理事会もある。理事会では、政策金利変更が再び焦点となるだろうが、ECBの政策理事会はそれ以前に実行しなくてはいけない政策を画策している。当然ながら、LTROやOMTなどといった政策などでは決してない。それらの政策に関しては効果云々以前の問題、ユーロシステムの仕組みを理解していない人たちが勝手に吹聴しているだけ。


アメリカでは例によって、月始めに個別産業の統計が連続的に公表されるが、それらに対し市場は、一過性の反応に終わる可能性が残される。 注目は、やはり5日の米雇用統計・10日の3月FOMC議事録、という事になるだろう、その後のインフレ統計はさほど重要視されないと考える。


冒頭で述べたように、先行き不安の暗示は出ているように思える。

一言でいえば急落、というより「膠着」だろうか。 取りあえずは、3月最後の週まで「先行き不安」が顕在化するか否か、見極めなくてはならない。