クイックレポート「11月FOMC」
たった今、注目のFED声明が発表された。(たまたま目覚めた)
FOMC statement--November 3, 2010 から重要なパラグラフを抜粋する。
市場が注目する、「数値」に関する言及箇所だ。
...the Committee intends to purchase a further $600 billion of longer-term Treasury securities by the end of the second quarter of 2011, a pace of about $75 billion per month. The Committee will regularly review the pace of its securities purchases and the overall size of the asset-purchase program in light of incoming information and will adjust the program as needed to best foster maximum employment and price stability.
来年の第2クオーター、要するに来年6月末まで長期国債を追加で6000億ドル、その買取ペースは毎月「約750億ドル」という事だ。
で、重要箇所には赤線を引いた。入ってくる経済情報に照らし合わせ、その買取ペース、買取規模をともに定期的に見直す、となっている。 そしてさらに雇用の最大化と物価安定をより良く促進させるため、必要に応じてプログラムを調整する、となっている。
要するに、6000億ドルを上限に月750億ドル買い入れる。ここで重要なのは、「必要に応じて買取ペース・規模ともに調整する」という事が強調されている点だ。予想通り慎重さが前面に出されている事になる。
買取ペースが重要で、「月1000億ドルを割るか割らないか」と言っていましたが、結果として割った。慎重な「グラジュアル作戦 」が成立した事になる。
結果として買取規模も明言したわけですが、これは市場向けになる。6000億ドルという事で、「QE1の2倍額」という事をアピールしたわけですが、実際に上限まで買い切るかというと、上記の理由で変更可能としているわけだ。
ただ、通貨市場の視点から言うと「失望の円安(ドル高)転換」なんて事はないだろう。
クッションを入れながら円高・金属・穀物高トレンドはジリジリ進行、という主張も繰り返すわけです。
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