相手は4級のである。
相矢倉とか急戦だったら勝てるはずだが、横歩取りは負けるはずである。
本局は相手の先手で横歩になった。
いや、正確には横歩にした、というべきか。
こっちが後手番なので符号が言いにくいが、76歩に対して84歩と突けば、相矢倉か振り飛車対居飛車の対抗形になる。
しかし、横歩は好きなので初手76歩に対して、34歩と付いた。
負けることは重々承知で、それでもやりたいのだ。
いつも通り、88角成をした。
同銀がいつもなのだが、同桂!
おいいいいいいいいいいいいいいいい。
この形はわからない。
自分がどう指すかしか定跡は覚えていないのが祟った。
同桂の咎め方を知らない。
単純にこの形だけ見ると、先手玉(向こう側、相手)の懐が深く、良いように見える。
こっちは王様が逃げ出した時に上に逃げなきゃいけないのが不利に見える。
しかし、これは後手(こっち側)がいいはずなのだ。
ということで、319秒考え、26飛。
先手の主張は玉の逃げ道の差で、後手の主張は一手早いということだろう。
ということで攻めた。
そしたら、いきなり32飛成と金を取られた。
同銀に、15角。
みんな大好き王手飛車取りだ。
あぁ・・・。
この場合は飛車が手持ちにあるので24飛打ちで受かっている。
危ないところだった。
先手は飛車を切らずに15角だと、33歩で受かっているということだろう。
28歩と打って受けるか、先手も飛車を回って攻め合うかだと思っていたから驚いた。
いきなりばっさり切って終わってしまう筋があるから横歩はおもしろい。
先手は桂取りを銀を上がって受けた。
28飛成は、先手玉が1段目を這って98まで逃げ込めるし、38銀49金の形が堅いので、ぬるい。
ぬるい。
もっと激しく攻める必要がある。
先手陣は7筋8筋の桂・銀・金がこの形のときは銀の頭を叩くといいらしいので叩いた。
87歩、同銀、86歩、のところで32金と攻めてきて、放置すると41飛成、62玉、42竜、52角、41銀~52銀成、同金、51角で悪いと思う。
この順だと対局中は3手差ぐらいで負けると思っていた。
ということで放置せずに52角と一回受けた。
52角のところでは銀を見捨てて62玉と逃げる手も考えたが自信なかった。
52角に対して27歩と飛車取りに打ってきた。
飛車が逃げると、86銀だろうか。
それでも28歩か28角から駒得を拡大してこっちが良いと思われる。
ただし陣形が悪いので一旦攻めに火がつくと一気に寄せられる心配がある。
本譜は27歩に対して87歩成と攻めにいった。
こっちから見て右側に玉が逃げられると捕まえづらそうなので右から攻め、左側は28に空間があるのでそこに何か打ち込んで逃げ道を封鎖する方針だ。
両側から攻めることができれば、だいぶ楽になる。
87歩成に対して先手は飛車を取り、こっちはさらに金を取った。
飛車1枚と金銀の2枚換えの上に、と金が相手玉のすぐそばにいるのでこっちがかなり得をした。
王様がと金から遠ざかり逃げようとしているが、逃すわけにはいかない。
28に金を打ち込んだ。
角・金・銀のうちどれを打とうか迷ったが(と言っても5秒w)、金だけ2枚あるので金にした。
なるべく持ち駒は種類豊富にしておいた方がいいらしい。
こっちはと金をひとつ寄り、相手玉にプレッシャーをかけ、相手も攻めてきた。
52金打ちとがっちり受けたが、52金と上がって節約して受ける手だと52同竜、同玉、32飛、61玉、51金で詰んでしまう。
対して、先手玉はどう迫るのが最短か苦慮していた。
この局面で金を持っていれば、39銀、同金、58金で簡単に詰む。
しかし、金ではなく角だとわからない。
詰めろをかけるだけなら、58銀~49銀成で、同玉は58金だし、同銀は39か59に角を打って詰みだ。
しかし、58銀に同金とか36歩と詰めろを外されたあとがわからなかった。
というより、この局面で先手は一手36歩を入れるのが正解だと思う。
そう指されていたら困っていた。
36歩には59角、同金、同と、に対して同玉なら38金~78金とかでありがたいが、37玉と逃げられて小駒だけで追いかける自信はない。
この順なら先手勝ちだろう。
本譜は52金打に対して、42成銀と引いて活用してきた。
これで銀が手に入る見込みなので持ち駒が角銀銀歩で相手玉を詰ますことを考えた。
49角、同金、59銀、49玉、58銀で簡単に詰む。
しかし、現実には銀が一枚足りてない。
常にこっちは37歩とかで逃げ道を作られると嫌なので、42同金と焦って銀を取ったが、指したときは間違えたと思った。
しかし今でも取るぐらいしか分からない。
77桂が上部を押さえていて、こちらの負けだと思う。
本譜は42成銀、同金、同竜、52銀と受けた。
52金と節約して、詰めろ竜取りにしたいところだが、これだと詰んでしまうと思っていた。
42竜に対して52金の場合、51角と平凡に行くと61玉、52竜、同玉、42飛、51玉、52金で詰み。
えっと、51角に72玉だと、52竜、83玉、88飛ぐらいでと金を取られてもダメだし、83玉以下詰ますなら84金、同玉、85金、83玉、84飛。
ああ、84金ではなく84歩だと94に逃げられて難しいと思ったら、85金で即詰みだw
74に逃げても65金まで。
77の桂がよく利いている。
ということで駒を使って受けるしかないのだが、竜を弾いて先手を取れないし相手玉への詰めろも消えて、負けだろう。
52銀に対しては41角と絡んでおいて十分だろう。
84歩とか88飛とかもあるだろう。
52銀の局面は後手勝ちだ。
しかしここでCOMが接待力を見せつけるw
65桂と跳ねてきた。
放置すれば53桂成、72玉、84歩、ぐらいで一手一手だろうし、詰ますのなら、53桂成、72玉、52竜、同金、・・・。
うむ、わからん。
53桂成、72玉、52竜、同金、61角、同玉、31飛、72玉、これは詰まないかな。
53桂成、72玉、52竜、同金、83角、82玉で詰まないかな。
じゃあ詰まないということで、84歩ぐらいの手で十分ということにしておく。
いずれにしてもこの桂は受けなければならないので本譜は64銀と打った。
桂頭の銀。
これで桂が手に入る算段になったので、持ち駒が角と桂で相手玉を詰ます順を考え始めた。
いきなり詰ますのは無理なので、67と~66桂、51玉、68との順か、67と~66桂、同歩、57角、51玉、68との詰めろを考えた。
後者が先手の正しい応手だ。
相変わらず、上部の歩を突いて逃げる手には対応が分からない。
しかしCOMは飛車打ちや歩打ちのパスをして、勝たせてくれた。
接待将棋甚だしいw
しかしそれは自分の実力が接待してくれる相手でないと通じないということでもある。
2時間ぐらい一人で感想戦をしていたが、結論は先手勝ち。
77桂の定跡見とこ。